骨3

□君と奴
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俺が人を嫌いだから



君も人に嫌われるのだろうか



我慢が利かなくなるくらいに嫌いな奴



だけど君とは仲が良くて好きだと言う奴



俺が奴を嫌いだから君は奴から嫌われた



もう嫌だと



君は頬へと涙を流す



俺は君への罪悪感と人への憎しみが募る



また奴を嫌いになった



君を奴に近付けたくない俺の眼に



まだどこかで期待している君が映る



慰めてあげたいのに



口から出るのは罵る言葉ばかり



君がくだらない人間だったら



直ぐにでも見捨てていたのに



後ろから付いてきて



時折隣に並ぶ君に心地よさを感じた



優しく笑って君はここに居てと



俺は君の笑顔に魅せられ



深い闇へと沈んで行く



君の世界の中に







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