□黒血4
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「…離せ」

「やだ」

「…おい」

「…煌」

「…は?」

「煌って呼ばないと離さない」


來は顔を歪めて言う


「…こっ煌…」

「何?」

「…離せ」

「えー」

「…呼んだだろ」

「まあ良いけどね、着いたし」


2人が話しながら歩いていると、煌の家に着いた
煌は來の腕から手を離し家の中に入っていく、來は煌を追い掛ける様に家に入った
煌は二階にある2つの部屋の前で言う


「右側が俺の部屋、左側の部屋は好きに使って良いよ」

「………」

「鞄とバッグ」


煌は來に鞄とバッグを渡すと自分の部屋に入っていく、來は左側の部屋に入ると中には机とベッド、衣装箪笥だけだった

バッグに入っていた少ない着替えを箪笥にしまい、机に置いたパソコンを開と新たな書き込みがあった






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