□黒血6
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黒血はサバイバルナイフを鞘から抜き白血に降り下ろすが、右横に避けた
避けた白血は小型ナイフをコートから出し、黒血に投げる
黒血は後ろに体を逸らし左手を地面に着け白血の顎を狙い蹴ったが白血も体を逸らした
白血は黒血と少し後ろに距離をとると笑った


「やるね〜流石黒血」

「…本気じゃ無い、お前も俺」

「ふふっ、分かってたんだ」

「…馬鹿にしてるの?」

「いや、本当に強いのか知りたくて」

「…じゃあもう分かったでしょ?あんたの血美味い?」

「さあね!」


白血はそう言うと地を蹴り駆け出した
コートからダガーナイフを出しながら走る白血に向かって黒血も走り出す
2人は右へ左へと攻撃しては除けを繰り返した

暫く戦っていた2人はお互いに間合いを取り、睨み合っていた






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