肉
□黒血7
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「人体解剖説…理論？医者になるの？難しそうだね」
「…医者にはならないけど簡単だよ、そっちの方が難しそう」
「そうでもないよ？刑事になるためなら気にしない！」
「…刑事になるんだ？」
「うん！そう言えば君名前は？」
「…來、君は？」
「俺は煌！宜しく」
「…宜しく」
煌は來に右手を出し握手した
「もう友達だね」
「…友達？」
「もしかして友達いなかったの？」
「…知らない、家から出たこと無かったから」
「そっか…でももう俺がいるじゃん」
「…煌が俺の友達」
來は静かに呟くと一瞬笑い、また悲しそうな目をした無表情に戻る
煌は來の顔を見て言う
「悲しいことでもあったの？」
「…煌は刑事になるんでしょ…もう殺したく無い…助けて…」
「來？」
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