Days.
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いろんな思いを巡らせている内に、僕は登校できる状態になった。
昨日より少し早くでてみる。
何か新しい発見ができるかも。
そうして僕は学校へ向かった。
道の途中で、僕と同じ制服を着ている後ろ姿が見えた。
声をかけようかと思ったが、同じクラスの人じゃなかったらどうしようと悩んで、結局学校についてしまった。
同じ制服を着ていた彼は、僕と同じ教室にはいった。
教室にはすでに2,3人来ていた。
「おはよーう!!…あれ?今日は二人で来たんだね!もう仲良しなんだね!」
初日に僕の手を引いて案内してくれた学級委員の子がいった。
そう言われた彼は、「えっ…」と声を漏らして僕の方を向き驚いた顔をした。