stsk
□ひんやり☆
1ページ/1ページ
最近蒸し暑い。
少し動くだけで着ているシャツがびしょ濡れになる。
「最近暑いよね・・・あれ・・」
同意を求めるために颯斗のほうを見ると汗ひとつかいていない颯斗の姿が・・・
「・・・・暑くないの?」
「暑いですよ」
いや・・・そのわりには汗ひとつかいてないじゃないか・・・
「錫也は汗っかきですもんね」
「そうだけど・・・颯斗はかかなさすぎじゃないか?」
「かいてますよ?」
そのとき、
「んっ・・・・いい風」
涼しい風と共に颯斗から少し甘い・・・せっけんの香りがした。
「そうですね・・・」
「やっぱり汗かいてないだろ。いい匂いするし・・・」
「あ、さっきしーぶ○ーず使いましたから」
「しー○りーず?」
「錫也知らないんですか?付けたらスッキリするやつ・・・」
あ、ああ・・・あれか
「こないだCMやってた・・・なんとかう○かのやつ」
それですよ、と颯斗はいいながらかばんからし○ぶりーずを取り出す。
「使いますか?」
使ってみるべきか?でもな・・・肌に合わなかったら嫌だしな・・・
「合わなかったら、それはそのときですよ」
「うん・・・」
「安心してください。僕がつけてあげますから」
「うん・・・」
じゃあお願い、と言うと颯斗はかばんからしーぶりー○ を取り出した。
「では腕を出して下さい」
「うん」
颯斗の細い指にし●ぶりーずがさらりとかかる。
「ん・・・・」
あ、ひんやりしてて気持ちいい・・・なんて思ったのもつかの間・・・
「次は背中ですね」
「え?ちょっ・・・!!」
颯斗の右手が俺のワイシャツをぐいっと掴む。
「やっ、こら!!」
颯斗の左手が俺の背中にしーぶ○ーずを流し込む。
「・・・っ」
思わず驚いて身体が震える。
あまりにも暑かったのが嘘のよう。
「涼しくなりました?」
なんて颯斗が聞いてくるから・・・
「寒くなった・・・」
と答えておいた。
エンド。
------
なんか・・・ごめんなさい・∀・;