短い

□幸せについて
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キミがいて、
次々と溢れる思い。

俺の



































「ユーリ」


「なんだよエステル」


「さっきから・・・」


「・・・何も言わないでくれ」


俺は旅をしていた。

仲間もいていいたびだと思っている。


だがしかーし、


『いいこと』ばかりではない。


「また【彼】ついてきてるのね」


「なんでジュディは楽しそうなんだよ」


「あら?そんな気はないのだけれど」


おもいっきり顔におもしろそうって書いてあるのがまるわかり。


あいつもどこにいるのかまるわかり。


いや、だってアイツ着の枝(草付き)を両手にもって少しかがんでるだけ。


・・・そんなんで周囲の目をごまかせると思ってるのか!

たまにどっかにぶつかって声とか聞こえてくるし。


ついでに言っとくけど俺のプライベートはあいつにまるわかりされてる。


「今日もユーリの後ろ姿エロい」


なんて聞こえてない。


「ユーリの腰ハァハァ」


聞こえてない


「ユーリ食べたいぜぇハァハァ」


聞こえt「ユーリ・ローウェルぅぅう!!!!」


「うぜー!!!!!」


いきなり叫び出したザギにオレは振り返って怒鳴った。耐えられるか!気持ち悪いわ!!


「はっ!!オレとしたことが!!
ユーリ尾行失敗だぜェ!!

今日はユーリが朝シャワー浴びた後の朝食がハムエッグだったことと、パンツの柄がハートだったこと、57回戦闘して64回円閃牙使い、7回秘奥義使ったことと、昼ご飯はカレーでそのあとにショートケーキとシャーベット食べてからのクレープ!コイツ甘いもの食べ過ぎじゃねぇのか?こんど蜂蜜でもプレゼントしてやるかァ!!あと今日は・・・」


メモ帳読みながら何言ってるんだこいつは!
と、いうかそのメモ帳に何を書いているんだ・・・!見たくはないけど。(見てもオレがダメージ食らうだけ)


「ストーk尾行がバレたから一旦引き上げだァ!またなァ!ユーリ!!」


確実にストーカーって自分で言い掛けただろ。自覚あるのか。


もう2度と俺の目の前に現れないでほしい。


俺に平穏という幸せはいつ訪れるのだろうか?

あいつに向ける思い?

んなもん、 殺意 に決まってんだろ。

あー、早く死なねーのかな、ザギのやつ。


おいおっさん

なに笑ってんだよ。

こっち見んな!


返せ、俺の幸せ。


(正解だよな?)

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