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□第７話
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「二次試験後半の料理審査 合格者はゼロよ!!」
改めてメンチの声が響く。
…どうやらさっきまで誰かと電話をしていたようだ。
「マジかよ…」
「冗談じゃねーぜ…!!」
まわりがザワつき始める。
ドゴォォンッ!!
ふいにすごい音がしたのでそのほうを見ると、ある男がキレて机を壊したようだった。
男は何やらまくし立てると試験官２人に攻撃を加えようとした。…が。
パァーンと音と共に男はブハラのビンタによりぶっ飛ばされた。
『うわぁ…悲惨…。』
「…すごい…」
ゴンは驚いて目を見開いてそれを見、ヴィキも心配する様子もなくただ見つめている。
「ふん たかが美食ハンターごときに一撃で伸されちゃって」
ここでメンチのお説教が始まる。
包丁をホイホイとまわしながら語るメンチは漫画で見たときよりもはるかに怖かった。
「武芸なんてハンターやってたら嫌でも身に付くのよ。
あたしが知りたいのは未知の物に挑戦する気概なのよ!!」
≪それにしても合格者ゼロはちとキビシすぎやせんか？≫
メンチの説教中にどこからか機械を通した老人と思われる声が響いた。
「あ!!あれはっ!!」
その声のほうは外の方なようなので外に出るみんなと一緒にヴィキも出てみると。
おじいさんが降ってきた。
…と言えばいいのだろうか。
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