その他 小説
□bellvillage
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ある日、「銀魂」沖田総悟はとある会議室に足を向けていた。
電話を手に、話しながら歩いている。
「ハァ……。
意味わかりやせんぜ」
『いいから行けっつってんだよ。
俺だってよく知らねえが、お上の命令なんだ、仕方ねえだろうが』
「まあいいです。
もう着くんで、切りやすね」
ピッ
「命令って会議室で何すんだよ。
絶対俺じゃないといけねーってのも変だし」
ガチャ
扉を開く。
そこにいたのは、二人の男だった。
「おー来た来た。
遅かったじゃん。
あ、イスは無かったからこっちが用意しといた」
「……はぁ」
「いいから立っていないで座れ」
「……」
仕方なくというように言われた通りに座る沖田。
先に話したのは軽そうな性格っぽい男。