その他 小説

□お邪魔します!
2ページ/10ページ






「……イアルさん、誰からですか?
その手紙」


ある日エリンの目に入ったのは、手紙だった。

イアルが外から戻ってきたときに手にあったものである。


「知り合いからだ」

「知り合いですか?というと?」

「この前、対談に言っただろう?」

「はい」

「その時に話したうちの一人だ」

※bellvillage参照


「そうなんですか……」

そこでエリンは考えているように押し黙ってしまう。

「……どうした?」

「…………イアルさん」

「何だ?」

エリンはまた少しうつむいて黙ってから、決心したように顔をばっとあげた。

(?)


「……わっ、私、その人に会ってみたいんです!」

「……え?」

「ダメ、ですか?」

「……いや……」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ