その他 小説
□お邪魔します!
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「……イアルさん、誰からですか?
その手紙」
ある日エリンの目に入ったのは、手紙だった。
イアルが外から戻ってきたときに手にあったものである。
「知り合いからだ」
「知り合いですか?というと?」
「この前、対談に言っただろう?」
「はい」
「その時に話したうちの一人だ」
※bellvillage参照
「そうなんですか……」
そこでエリンは考えているように押し黙ってしまう。
「……どうした?」
「…………イアルさん」
「何だ?」
エリンはまた少しうつむいて黙ってから、決心したように顔をばっとあげた。
(?)
「……わっ、私、その人に会ってみたいんです!」
「……え?」
「ダメ、ですか?」
「……いや……」