「う、う…っ」

ベッドの上。
白蘭に正常位で抱き込まれ、後ろをぐちゅぐちゅと掻き回されて広げられて。
硬くなっている両方の乳首には、ヴヴヴヴと小刻みに振動するローターを貼られて。
完璧に勃起している綱吉の小さな熱は、自慰行為に使う筒状の玩具、所謂オナホールに包まれている。
決してイけないように、拘束された状態のまま。

「苦しいよね?ほら、じゃあまた言ってごらん?綱吉クン」

バイブレーダー機能を内蔵している玩具に包まれ、常にブルブルと上下に扱かれながら、白蘭には感じるように開発されてしまった前立腺を容赦なくゴリゴリと硬い熱で突き上げられている。
体を支配する激しい快感。
けれど、捌け口を封印されてしまっている今では、それが一番の苦痛になっている。
苦しくて辛くて溢れた涙を、白蘭の熱い舌にベロリと舐め取られた。
優しく導くような声で囁かれる言葉と一緒に。

「す、好きっ…白蘭、好きっ!」

白蘭に縋りつくように、綱吉は叫んだ。泣き叫んだ。
白蘭がニヤリと口元を歪める。

「んー。まだ足りなーい」

わざとらしく、大げさに首を振る。
ローターを外して、乳首を思い切り摘み上げてクリクリとこね回してやりながら、ずんずんと前立腺を擦り上げた。
綱吉は大粒の涙をこぼして、また叫ぶ。

「大好き!誰よりも好き!オレ、白蘭が一番大好き…っ!」

それでもまだ、白蘭の表情は変わらない。
綱吉は唇を一度噛み締めてから、再び唇を開いた。

「白蘭っ、あ、愛、してる…っ」

泣きながらそう言って、震える腕を懸命に伸ばして、自ら口付けする。
白蘭は満足気にその体を抱き返し、たっぷりと綱吉の唇を貪った。

「よく出来ました♪」

口笛でも吹き出してしまいそうな上機嫌の中、思い出すのは親しい友人の言葉。


『白蘭さん、そんな風に無理やりに言わせて嬉しいんですか?それで、本当に幸せなんですか?』


まるで軽蔑したような瞳をして、そう言われた。
白蘭はそれを鼻で笑ってから、声を出して高らかに笑う。

「ぷくくっ!実に愚問だよそんなもの!」

目の前の愛しい唇に再び噛み付いて、舐め回して。
強く強く抱き締める。


「幸せで嬉しいに決まってんじゃん!」


それは、何の偽りもない、曇りもない、満面の笑み。
それを携えたまま、白蘭は綱吉の熱から玩具を取り外して拘束を解いた。
途端、びゅびゅっと宙を舞う白い歓喜。
己の歓喜も、愛おしい人の体内にたっぷりと注ぎ込む。


ああ、ほら。
これを幸せと呼ばずして、一体何と呼べばいいのだろう。



「僕だって、君のこともちろん愛してるよ。世界で一番幸せ者の綱吉クン♪」

















白蘭様通常営業中。

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