最初で呆れないで最後まで読んでくれると…嬉しいです。
※小スカ注意!!














「ボンゴレは皆死んじゃったよ。ボスである君以外ね。…綱吉クン♪」


耳元で囁かれた悪魔の囁きに、綱吉は大粒の涙を零した。


「君が殺したんだよ?全員君のせいで死んだ。君が弱いばっかりに」
「そ、んな…」
「君は人殺しだ。綱吉クン」

綱吉の涙を拭って、白い悪魔は微笑んだ。

「罪人は、その罪を償わなければいけないよね♪」












「う…あ…あっ…」

催淫ガスの充満する部屋。
綱吉は両手両足を拘束され、左右に開かされた状態で吊るされていた。
体には、至るところにドロドロの精液がかけられている。
そんな綱吉の体に、ガスを吸って興奮状態の覆面をかぶった男達が息を荒げてむしゃぶりついていた。

「も…あ……だめ…っ…あ」

じゅぶじゅぶと綱吉の股間を激しく啜っていた口を男が離す。
唾液がどろりと垂れて、綱吉の幼いものが露になった。
射精出来ないように拘束され、痛々しく変色を始めているものが。

「ひ、ううううう!」

別の男達は、綱吉の小さな両乳首をずっとじゅうじゅうと激しく吸い上げていた。
尖らせた舌でれろれろと舐め回される度、綱吉がビクビクと震える。

「あ…ちく、び…だめっ…あ…」

途切れてしまいそうな意識の中、綱吉はもう閉めることの出来ない口端から涎を零した。
その唾液を男達が懸命にベロベロと舐め取る。
綱吉の唇には決して触れないように。
唇に触れることは、この部屋の支配者に許されていなかった。

「これは贖罪なんだから仕方ないよね、綱吉クン」

その支配者、白蘭が扉を開いてゆっくりと部屋に入ってくる。
吊るされて勃起しながら息も絶え絶えな綱吉を見て、愉快そうに笑いながら。
男達が綱吉から離れる。

「彼らは綱吉クンみたいな小さい男の子が大好きなんだ。そんな彼らの肉欲を浄化してあげることが、人殺しである君の贖罪になるんだよ?」
「う…うっ…」

その顔を覗き込んでも、もう綱吉と視線が合うことはなかった。
一日中果てることを許されず、ただ責め苦を受けさせられていたのだ。
所詮は中学生である綱吉が正気を保てないのも当たり前か、と白蘭は微笑んだ。
後ろに従えていた部下達に合図を送る。
部下たちはホースを持ち出し、綱吉に思い切り水を浴びせかけた。
綱吉の汚れが全て落ちるまで。

「う…」
「おはよう、綱吉くん」
「…びゃ、くら…」

水をかけられ、綱吉がやっと意識を取り戻す。
白蘭の存在を理解するやいなや、綱吉が狂ったように大声を上げて叫び始めた。

「…けて…助けて助けて助けてっ!お願い助けてええっ!」

ジャラジャラと鎖が鳴る。涙がこぼれる。
顔のわからない男達に触られる恐怖。
イくことが出来ない苦痛。
もう限界だった。
何でもいい、解放されたかった。
例え目の前にいるのが悪魔でも。

「…助けてあげるよ。僕はそのために来たんだから」

綱吉をここまで追い詰めた張本人がニッコリと微笑み、綱吉の頬を優しく撫でた。
綱吉の腰を抱いてその拘束を解いてやる。
途端、綱吉は泣きながら白蘭に抱きついた。
何かに縋らないと、今にも壊れてしまいそうだった。
白蘭が薄暗い微笑を浮かべていることに気付くこともなく。

「ああ、もう色変わっちゃってるね」
「触っちゃ…や…あ!」

変色して先端からとろとろと先走りを流し続けるそれを指でなぞると、綱吉がいやいやと首を横に振る。
その指を後ろへ流して、白蘭はコツンと当たったものを引き抜いた。
綱吉のうしろにずっと押し込まれていたビーズを。

「ううううう!」
「綱吉クンは、もっと太いのじゃなきゃダメなんだよね?」
「え…?」

耳元で囁いて、抱いていた体を床へ四つんばいにさせる。
そして、どうしてそうされるのか理解出来ない綱吉の体を、後ろから一気に貫いた。
ビーズで慣らされたそこは、ぐぷぐぷと白蘭のものを飲み込んでいく。

「が、ああああっ!」
「はぁ…気持ちいいよ綱吉クンの中…ずっと僕を待ってたんだね?」
「やだっ!抜いてっ…抜いてええええ!」
「ダメだよ?まだ贖罪は続いてるんだ」

痛みは感じなかった。
だけどその代わりに感じてしまう快感に、綱吉は泣き叫んでいた。

「これじゃあ、さっきより余計に苦しいよね?」
「ひううう!ちくびっ、だめ!だ、だめえええ!」

ずちゅずちゅと綱吉の中に出し入れをしながら、赤くなってしまっている乳首をコリコリと捻ってやる。
白蘭の言葉通り、さっき男達に責められている時よりも苦痛が増していた。
確実に快感を与えられ、射精へ導かれる。
それなのに、どうやっても吐き出せない。
苦痛がどんどん溜まっていくだけ。

「出したい?おちん○ちんからいっぱいみるく出しちゃいたい?」
「あ…はっ…」

悪魔の囁きが聞こえる。

「解放されたいよね?こんな辛いのもうヤだよね?」
「う…うっ!」

もう、耐えられなくて。
綱吉はブンブンと首を縦に振っていた。
その綱吉を満足げに見つめ、白蘭が部下に合図を出す。
部下が綱吉の前に何かを差し出した。

「さぁ、君の罪を思いっきり出していいよ、綱吉クン。…この上にね」
「…あ…っ」

目の前に置かれたのは、ボンゴレリングだった。
仲間たちが残した、唯一の形見。

「そ、んな…」

その上に出すなんて出来る訳がない。
だけど、これ以上我慢するのも出来るはずがなかった。
全身から脂汗が吹き出て、ガクガクと震え出す。

「ほら、君が殺した大切な仲間の形見の上に吐き出しなよ。これが君が出来る、最後の贖罪だよ?」
「だめ、だめ…だめえええ!」
「そうすれば、新世界の神である僕が罪人である君の罪を許してあげる」

座位で一番感じてしまう場所を容赦なく突かれながら、足を広げられる。
白蘭の指が、一日中綱吉を苦しめていた枷をゆっくりと外していく。

「あ…あああああ!だめええええ!」

枷を外されたら、堪えることなど出来なかった。
びゅるびゅるっ、と濃くドロドロしたものが降り注いく。
輝くボンゴレリングの上に。
仲間達を、汚していく。

「あ…あ…」

我慢していたものは精液だけではなかった。
次はびしゃびしゃと、暖かな液体もリングを汚していく。

「アハ、アハハハっ!すっごく可愛いよ綱吉クン、おしっこまでもらしちゃうなんて!」

興奮したように綱吉の唇を強く吸い上げ、白蘭は笑い声を上げた。

「見てごらん?君は皆の大切なリングを汚したんだ。自分のおしっこと精液でこんなに汚しちゃったんだよ?」
「あ…めんなさ…ご、めんな…」

綱吉はガクガクと白蘭に揺すられながら、ひたすらに謝罪の言葉を呟き続けた。
その瞳は、また虚ろに宙を見つめていた。

「大丈夫。神は君を許す」

慈悲を与えるように、甘い声色で囁いて。
白蘭が綱吉の中に白濁を注いだ。

「これで綱吉クンの中は綺麗になったよ」
「あ…あ…」
「外も綺麗にしてあげようね」

抜いたものを綱吉に掲げ、白蘭は排泄した。
温かな液体が、びしゃびしゃと綱吉にかけられる。
顔を流れていくそれは、綱吉の涙も洗い流した。

「聖水だ。これで君の罪も洗い流される。良かったね、綱吉クン」



















「アハハッ!あれから毎日綱吉クンの精液とおしっこ掛け続けたからね。酷い有様だ」

白蘭は小汚い箱に入れられた薄汚れた鉄くず達を眺めて愉快そうに笑った。
すっかり輝きを失ったボンゴレリング達が、綱吉の汚水にまみれて浮かんでいる。

「それをそのままボンゴレに送り返してあげなよ」

今でも必死に綱吉を探している、ボンゴレにね。
そう言って、白蘭は腹を抱えて笑い声を上げた。

ボンゴレは死んでなどいない。
今も生きて、懸命に綱吉を探している。
あれは綱吉を壊すための、真っ赤な嘘にすぎなかった。

「うー…びゃ…びゃー!」

袖の裾をぐいぐいと引っ張られて、舌ッ足らずな声が聞こえる。
白蘭は自分の膝の上でバタバタと暴れるものを優しい眼差しで見下ろし、そっと抱き上げた。
白蘭に抱かれ、それは安心したようにまたびゃーと声を上げて、白蘭にぎゅうと抱きついてくる。

「どうしたの?僕の可愛いツナちゃん」

白蘭に抱き上げられているそれは、綱吉だった。
ただそれはもう皆が知っている綱吉ではない。
己の親指をちゅうちゅうと吸いながら、白蘭に抱かれて今にも寝てしまいそうな表情をしている。
何も考えていない、親に抱かれた赤子のように。

「眠くなっちゃった?じゃあ一緒にお昼寝しようか」

綱吉の唇にちゅ、と軽くキスをすると、綱吉がニッコリと笑ってまたびゃーと呼んだ。
それは白蘭のことを呼んでいるらしい。
綱吉はまだ、白蘭という言葉をきちんと発音出来ないのだ。

何故なら、白蘭に追い詰められた綱吉は幼児退行を繰り返し赤子に戻ってしまったから。

「君の罪はもう消えた。今度は一から、僕が育ててあげるからね」

白蘭は強く強く細い体を抱き返した。
何かを祈るように、目を瞑って。

「僕の聖女、沢田綱吉」


















最後笑うところです。
あと聖水も笑うところです。

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