詩
□君へ
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君はよく言うよね？
「何『期待』してんの？」「あんたらの『理想』を『子供』に押し付けんなっ！！」ってね
もちろん私達は人形や奴隷でもないよね
1人の人間だよね
でもね、そう言ってる君は…
親に『親』で在る事を求めているんだよ？
君は『お父さん』で在る事を求めてる
君は『お母さん』で在る事を求めてる
『子供』である自分には何も求めるな、押し付けるな
だけど…
『親』には『親で在る事』を求めてる
『親としての行動』を押し付ける
自分はよくて、相手はダメ
理不尽だとは思わない？甘えだとは思わない？
親子の関係がある以上仕方のない事かもしれないけれど…
でもね…
ちょっと理不尽かな？って気付かない君は、まだまだ『子供』だね…
理不尽かな？って思えない君は『子供』だね…
そう…
君はまだ子供だよ。
年齢もだけど、色々な意味でね…
だけどね…
何時か君が気付き、思える様になったなら…
1歩前に進めたんだよ？
君は自分の事だから気付かないかもしれないし、たかがそんな事って思うかもしれないけれど
でもそれは、今の君にとってとても大きい1歩なんだよ？
だからその1歩、大切にするんだよ…