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□プレイ志願〜第一夜〜
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「まずはこれを…」

「それから?」



プレイ志願〜第一夜〜



霧江に教えてもらった内の一つ目を実行しようと、夏妃の自室へと向かっていた。

胸の内ではきっと好奇心旺盛な子供のように弾ませていることだろう。

そして、夏妃の部屋の前へ来てノックをする。

「誰ですか?」

「私よぅ」

待ってましたと言わんばかりに扉は勢いよく開いた。

「どうぞ…」

「ありがとぅ」

そして自然とベッドへ隣り合わせに座るいつもの流れ。

微かに頬を赤らめている。

それは、いつものこと…つまり、これからすることがいつもと同じことだと思っているからだ。

『そんな可愛らしく赤くなってなんかいられなくなるわよぅ』

内心そう思いながら口元が緩んでしまう。

「じゃあ、その……」

「えぇ、ただ…」

「?」

耳元へと口を寄せながら、これからの始まりである一言を…


「今日は一味違うわよぅ」

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