寒月の剣

□あとがき
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誰にも心の拠り所になる人っていると思うんです。
辛い時、自分を見失ってしまいそうな時、その人の存在が自分の深い部分から元気や勇気を起こさせてくれた、という経験、ありませんか



もうこれ完全な妄想なんですけど、スパーダの場合、そういう人って他でも無い、兄貴の内の一人だったんじゃないかなあ、と思います


て言うのも、『イノセンス』に出てくるスパーダって上辺じゃひねくれてるけど、実際一本気の通ったスゴい真っ直ぐな奴じゃないですか。

でも、貴族→不良になっちゃう程の環境に居たってのに、あの男気はどこから───て考えた時、兄貴の存在が出てきたんです。

もちろん、スパーダがまっとうで居られるのはハルトマンに依る所が大きい、って事は原作で取り上げられている通り知っています。
でもそれにしちゃあゲーム内でもあまり目立たせてない………老執事とおぼっちゃまってのもあまり燃えない……← 

いや、真面目な話、六人も兄がいれば一人くらいのけ者扱いの末っ子と真正面から付き合う芯の通った奴がいると思ったんです

そんな事考えてる手前『仲のいい兄貴がいた』(スキット『僕とスパーダ10』参照)なんて言われたら…………やっちゃいますよ(笑)


まあそんなこんなで今回の様な話が出来ました。
一時期は、舞台を七年前のベルフォルマ家に設定した、この兄貴とスパーダ中心のストーリーとか考えてたんですが、需要無さそうだし大変だし自己満だし、ってんで書くのを断念しました。あー、なつい……。



最後になりましたが、ここまで読んで下さりありがとうございましたっ!
楽しんでいただけたのであれば幸いです。ではまた。

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