夢のお話

□聯・煉・蓮の休日=親子?
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鏡音家オカンこと鏡音煉琥は毎日の日課がある。
それはー・・・・・

「おっ!此処のスーパー、卵が安いな。ジュース・お茶はお一人様か・・・・・」

毎日のように入ってくるチラシ。
その中でもスーパーのチラシは絶対に見るのだ。

そんなんしてるから家族からもオカン呼べれるんだ。とか思っている
蓮哉はリビングでお茶を飲んでいた。

「兄さん、飲み物類の置きはもう1本しかなかったよね」
「今、蓮哉がお茶を全部飲んだからもう無いね」

聯太・煉琥は買うものをメモに書き、蓮哉のほうを見た。
それに気づいた蓮哉はビクッと驚き2人へ視線を向けた。

「(嫌な予感がするんだけど・・・)なに?兄さん、兄貴」
「今日、飲み物がお一人様で安いから一緒に来て」
「えぇー・・・・。部活なくてゆっくり出来ると思ったのにー」

聯太のお願いに蓮哉は嫌な顔をした。
何故、蓮哉なのかは家に居るのが聯太・煉琥・蓮哉だけ。

獅音はバイトで薙歌はサッカー部の試合。レン・リンは学校行事で行っており、
ショータは友達の幸世の家で勉強会。
よって、行くことになるのは蓮哉だけとなった。

「そう言うな。その後、服屋にも行くけど蓮哉いいのか?」
「うっ・・・・兄さんの車で行くってこと?」
「そうだよー。だから、スーパー行ってから服屋に行く予定だよ」
「なら、行くー!」

聯太は19歳なので車を持っているし、もちろん免許も取っている。
煉琥は蓮哉に早く仕度する様に言った。蓮哉は起きたばかりで寝着だったので、
2階にある自分の部屋に行き私服に着替えた。

「兄さん、兄貴ー仕度できたー!」
「それじゃあ、行こうか」

3人は車に乗り、スーパーに向かった。
車で15分ぐらいで着くスーパーで、着いた頃にはタイムセールが始まる時間なので丁度良いのだ。
15分後にスーパーに着き、3人はスーパーに入った。

「あった、あった。お茶は一箱で、ジュースは3種類あればいいかな?煉琥」
「そうだね。オレンジ・ファンタ・アクエリにしようか」

蓮哉は思った。なんだろう、この主婦の会話は・・・・・と思いながら
カートの下の置くスペースにお茶の箱と籠にはオレンジ・ファンタ・アクエリを1本ずつ入れた。

「あとは、紅茶の葉も少ないんだよね。コーヒーは買え置きが1袋あるから平気だよね」
「兄さん、俺は卵とって来る」

煉琥は2人と分かれて、卵売り場へ向かった。
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