LONG STORY

□鼬
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【あとがき】と【まえがき】

続きを期待し、ここまで読んで下さっている皆さま。ありがとうございます。とても嬉しいです。ですが、『十六夜の月』はこれにて、ひとまず、完結です。

約1ページ完結の全10ページ、それを12ヶ月分…4月から3月、一年間を通して変わっていく夢主を書き、

「明日からマネージャーとしてよろしくね?」
「えぇ〜!?」

Fin…

という感じで綺麗に(?)終わるはずが、“詰めに詰め込んだ設定”により収集付かなくなり、結果、『NEXT…?』というエンドになってしまいました。ACT2に続く…という点では、頑張れたかな、と。なんとか幕を引けたかな、と。

落ちが相変わらず、不明でスミマセン…。
降谷かと見せかけて、倉持。に見せかけた御幸。か〜ら〜の〜、はるっち。それを亮さんが横から掻っ攫っていくけども??と、もどかしい関係性でふわふわしていましたね。
ホント、きっかけがあれば誰とでもゴールイン出来そうでしたが…そうならなかったのは、当初の目的が倉持落ちだったからでしょう。倉持が好きで書こうと思ったので。だけどそれが、まさかまさかの[ 共依存 ]オチ。「だめだこりゃ( ^q^ )」と早々に諦め、誰ともどうにもすることが出来ず、終わってしまいました。
でも、今回の話は、割りと糖分多めだったと思います!我ながら頑張りましたから!!…とはいえ、当社比です。甘くなくてゴメンなさい。


タイトルの『十六夜の月』は、…一応ですが、『イザヨイのツキ』と読みます。
調べればすぐに出ますが、「いざよう」とは、「ためらう」という意味で、十五夜(満月)の次の日に昇る十六夜の月は、月の出がやや遅く、その様子から「いざよい」と呼ばれるようになりました。また、既望(きぼう)という別名もあります。

このことを踏まえ、本編を見てみると…
夢主は16歳の高校一年生。親の言いなりで自分を持たない彼女は、引っ込み思案な性格で、自身のことを「空っぽだ」と語る。進学先の青道高校で、本当の自分を知っている倉持と再会し、「彼が居てくれるなら…」と彼女は淡い期待を抱き、希望の光にすがる、と。
…最後のは完全にダジャレです。

『十六夜』がキャラクターの要素だとするならば。『月』の要素は、そのまま『暦』…こちらは、パラグラフに使用しました。新暦の一月・二月でも、旧暦の睦月・如月でも良かったんですが面白みが無かったので、十二支の暦法を選択。

十二支の順番は、【子】【丑】【寅】〜【亥】ですが、4月始まり3月終わりの陰暦で合わせると、【巳】始まり【辰】終わりとなります。
十二支に入れなかった【鼬】と【猫】は、番外編ということで登場しています。

補足話や小ネタは、【猫】で更新していけたら、と思っています。
3年生卒業しましたけど、サザエさん次元でぐるぐる話が展開する形が取れたらいいなと。

さて、長々と語らせて頂きましたが、『十六夜の月』、如何だったでしょうか。
不完全燃焼とも言えるエンドでしたが、設定を踏まえた上でもう一度読み直したら面白いんじゃないかなー…なんて。
楽しんで頂けていたら光栄です。





次のページは、胸糞悪い裏設定(ブラックボックス)とそのストーリーになります。
読む場合は、それ相応の覚悟が必要かと。クレームは一切、受け付けません。
→???
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