Wisteria

□〆
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【おまけ】
本文から漏れてしまった雑文。

*パー子とズラ子
「……何があったんですか?」
「察しが良いな、流石理央だ」
「雨月じゃなくたって見りゃ分かるだろ」
「一瞬、誰かと思いましたよ。お二人とも、美人さんですね。お似合いですよ」
「褒められても嬉しくねえよ!」
「理央、俺は嬉しいぞ。折角だから『お姉さま』と呼んでみてくれ」
「…お、『お姉さま』?」
「良い響きだ…!」
「え。怖い」

*記憶の戻った銀時
「よぉ、雨月」
「銀さん?記憶が戻られたんですか?」
「まあな。新八から雨月にも世話になったって聞いたからよ。その…」
「世話だなんて。思い出したくない記憶もあったでしょう?」
「…そんなモンねえよ。俺の魂に刻んだ記憶だぞ。どんな記憶も大事な思い出だ」
「そうですか…。なら、本当に良かったですね」
「………なぁ」
「はい?」
「…やっぱ、なんでもない」

*新八と恋愛相談
「うーん、僕もその手の話はちょっと…」
「そうですか…。 雨月さんなら経験豊富かなって思ってきたんですけど」
「………ん?」
「どうかしましたか?」
「僕、経験豊富そうですか?」
「雨月さん…!いや、 理央さん!」
「…誤解です、期待した目で見ないでください」

*殺し屋と帰宅
「楽しかったですね!最初に乗ったメリーゴーランドもコーヒーカップもジェットコースターも観覧車も全部、回ってるんですよ。というか、回る物しかない!三半規管を鍛えるジムかってくらい回転する物しかない!回るだけのアトラクションの密集地!それが遊園地!自転した上で公転している地球に存在するテーマパーク!それが遊園地!土方さんの言う通り、恋人の有無は関係無かったですね!」
「…良かったな」


【弐】END
 

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