HETALIA

□愛それが愛これが愛
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白いシーツに折り重なる人肌と二人分のしわ。そんなものがまず目に浮かぶ。
舌で少し焦らしてから、くっと歯を立ててやれば一際甘く鳴くだろう。
「さて、これからどうしてやろうか。」と俺はお前の上で舌なめずり。
お前は涙を流しながらも、頬を上気させて俺様自身を求め始める。
「まだまだ“お預け”、だぜ。」
そんな台詞を耳元で囁いてやろうか。耳が弱いのも調査済みだ。
俺はお前を味わいたい。じっくり楽しませてもらうぜ。
そして俺の息子がはちきれんばかりになった頃には、お前は懇願するだろうな。「犯して」って。
ここまで来ると、もう焦らすこともなくお望み通りくれてやる。
部屋には水音とお前の喘ぎ声しか響かない。
深く深く深く、突いて突いて突いて、
俺の限界はお前の限界で、俺もお前も同時に果てるんだ。
これを、三日三晩夜も眠らず繰り返そうか。
俺を刻みつけて俺がいないと駄目なくらいに。
むしろお前から襲ってくるように育てようか。


本能に従順な脳味噌は実に鮮明に映像化してくれる。
最初に触れた時にはひんやりとしていた窓ガラスは今では俺の汗でいっぱいだ。
まだ行為もしていないのに、俺の股間がムクムクと立ち上がる。
布団に埋もれる何も知らない安らかな寝顔に血が脈打つ。
あぁ、もう限界。
俺は背後の土の上に置いてあったハンマーに手を伸ばした。




愛それが愛これが愛

月明かりに光る破片が、笑う俺と顔を歪めたお前を映した。





▽ あとがき
ストーカーなギル様。この後ヒロインをふぇっふぇっふぇ。
あーる指定は15 …くらい?
窓に張り付いて妄想。ハンマーで窓割って侵入だぜ!→ヒロイン起きちゃった 
みたいな。



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