Short Dream

□悪戯したいんだから仕方がない
1ページ/1ページ




「な、なんや…
これは…」


鏡を見ながら言う真子。



『あ、アハ…』



「アハ、とちゃうわ!
何しとんねん!」



『いや、急に…
気が向いて?』



「気が向いたらこんなことするんかい!」



『いや〜何でだろうなぁ〜』



少し間を開けて真子は続けた。



「…フッ、そうかいそんなに俺を怒らしたいんか」



『うん』



「あぁ!?」



サラリと言う彼女に驚きを隠せない。



「なに言うとんねん!」



『いや、だから、その…』



「何やねん」



『だって…』



「だから何やねん」



『だって悪戯したら私に構ってくれるでしょ?』




うわ…
なんちゅう可愛ええ事言いよんねん///




『好きだよ、真子』



「アホ
俺は大好きや」














「やけどなぁ、寝てる間に髭なんか書かんといてや…」


俺泣きそうやわぁ…



『大丈夫大丈夫!
それ水性だから!』



「そういう問題ちゃうねん!!」




寝ている間に髭を書かれちゃった真子くんでした。


チャンチャン♪







 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ