7/25 : (日)
この日つきまして、“私達”はこの部屋<サイト>を去ります<卒業します>
さようなら、
さようなら、
嗚呼、やはり最後は泣いてしまうのですね、
はらり、
ひらり、
卒業を示す、桜の花びらが舞いおりる<舞い散る>
桜だって、もう少し長生きしたいんです。
舞うのは綺麗すぎて涙を。
散るのは無残すぎて涙を。
涙は、人を苦しめる。
涙は、人の心を潤す。
涙は、人の心を癒す。
涙は、私達の大切な“モノ”
ほおら、みんなが待ってる。
一人は斧を振り回してて、
一人は痩せ細って糸目で、
一人は平凡少年が笑顔で、
一人は刀を肩に担いでて、
一人は眼鏡の青髪の参謀、
一人は眼鏡の茶髪のPC、
一人は金髪の無表\情少女、
一人は青髪の野球少年で、
一人は桃色髪で歩けない子
一人は縫いぐるみを持つ、
一人は催眠術を掛けようと
一人はカチューシャをして
一人は銀髪少女と寄り添い
一人は薄濃い茶髪の少年と
その名は 天使
その彼女“達”ぐるぐると回る運命の歯車を。
乗り越えて。
また、みんなが“集い会う”
-fin-