テイルズオブザワールド〜黄昏の伝説〜

□戦いの火蓋
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「魔神剣!襲爪雷斬!」
「あどけなき水のたわむれ・・・シャンパーニュ!」
不知火兄妹が攻めると、
「おっと!弧月閃!」
「崩襲脚!岩斬滅砕陣!」
ルークとガイも果敢に攻める。
「さすがにアドリビトムの一員だけあって強い・・・」
「うん・・・でもあたしたちも負けていられないね!」
「なかなかやるな、だが!」
いつの間にかガイの足元に魔法陣ができていた。
「喰らえ!龍虎の牙!」
魔法陣が輝き、剣に集まる。
「龍虎滅牙斬!」
「ぐあっ・・・」
裕輔はまともに攻撃を食らった。
「お兄ちゃん!」
「戦闘中に余所見は厳禁だぜ?」
はっとして横を見たときには既にルークが剣を振りかぶっていた。
「強い・・・」
咄嗟に槍の柄で防御する。
「あなた強いね・・・」
「お前こそなかなかやるな・・・」
「旋風槍!風塵皇旋衝!」
「うおっ!くっ・・・」
咄嗟にバックステップで回避するが真空破が当たる。
「聖なる活力、ここへ・・・ファーストエイド!」
優しい光が裕輔の体に纏い、傷を癒す。
「へぇ・・・魔術だけではなく治癒術も使えるのか」
「これはますます手が抜けないな」
「本気で来てくださいよ俺たちも力を試したいからな」
ルークが黙りこんだ。
「ルーク・・・」
「ガイ、行くぞ」
既にその目は情けなどなかった。
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