テイルズオブザワールド〜黄昏の伝説〜
□伝説のギルド アドリビトム
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あなたたちの実力は分かりました。ギルドに入る事を認めましょう」
バンエルティア号の機関室でチャットはそう言った。
不知火兄妹は途端に顔が輝いた。
「本当ですか！やったな彩花！」
「うんっ嬉しいよ！」
「改めてよろしくな裕輔、彩花」
「ああ、よろしく」
「よっろしくね〜」
お互いに握手をする。
「さて、これで正式にギルドに入った事になります」
不知火兄妹がチャットのほうに振り向く。
「実力はあるようですね。ではこのクエストからやってみてください」
そう言って１枚の紙を差し出した。
そこにはモスコビー砂漠でブリーズスピリッツを８体撃破するクエストと書かれていた。
「あなたたちなら問題ないでしょう」
「確かにこれだったら・・・」
「俺たちに勝ったんだきっと大丈夫だ」
まだ肩を押さえてるガイがそう太鼓判を押した。
「大丈夫だ、力試しとはいえガイを倒したんだ」
「それでは頑張ってください」
「彩花、俺たちの最初の仕事だから気を引き締めて行くぞ」
「うん！いっくよー！」
二人は機関室から飛び出した。
「なあガイ」
不知火兄妹が出て行った後そう切り出した。
「ん？どうしたルーク」
「俺の気のせいかも知れねぇけどなんかロアと同じ雰囲気を感じたんだ」
「なんだって！ロアと同じか！？」
「また・・・世界の危機を向かえたのか・・・」
２人は不安な顔で不知火兄妹が出て行った扉を見ていた。