Novel-銀魂
□一緒に…
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今日は俺の愛しの銀時の誕生日。
なのに何故俺は、文机に向かってんだぁ!!!!!!
総悟の奴、テメェの仕事まで俺に回してきやがって……殺す!!!!
マジ、こんなんじゃ時間間に合わねぇよ…。
銀時に会いてぇ……。
───18時45分
………終わった。ヤバい。酷く死ねるわ。銀時ー!!今会いに行くからなぁ!!
いつもの黒の着流しに着替え、プレゼントを引き取って銀時の家に向かう。
ガラッ!!
「銀時ー。俺だ。入るぞー」
『としー?いらっしゃい』
エプロン姿のまま、パタパタと奥の部屋から出迎えてくれた。
「ガキ共は?」
『新八ん家。邪魔者は消えますって言って引き上げてくれた』
「そうか…。んで、何作ってたんだ?いー匂いがする」
『色々作ってる。作り過ぎた気もするけど…』
照れたようにヘラッと笑いながら顔を赤めている。
超可愛いんですけどー!!!!
すっげぇ押し倒したい!
押し倒して、キスの雨を降らせた後、首筋に舌を這わせて、少しずつ脱がせながら乳首を虐めて、ペニスは達する直前まで刺激しまくって、アナルに俺のをぶち込んで、気絶するまで犯してやりたい!
気絶した銀時のアナルからは、俺の精液がたっぷり出てきて……
『…!……しっ!とーしろー!!』
「はっ!……わりぃ。どうした?」
(妄想し過ぎたわ……。危ねェ……)
『鼻血出てる。キモいわー。銀さんで何を妄想してたんですかー?股間のブツを小さくして下さーい。むしろ俺のと交換して下さーい。床に垂れた血はきちんと処理して下さーい』
「はァァ?妄想じゃねーし。現実にするし」
早口言葉を言って台所に向かい、夕食の支度をしてくれた。
あっ、ちゃんと床掃除はしたぜ。
相変わらず銀時の作る飯は美味い。結構な量があったが、全て食べでしまった。
「銀ー『お風呂、入ろーっと!』
そそくさと、風呂へ行っちまった。何なんだよ、クソっ!
銀時の次に風呂に入り、肝心な雰囲気になった……。
「ぎ……ぎぎぎぎぎ………銀時。誕生日おめでとう///」
『あっ…ありがとー』
頬を赤めて差し出したプレゼントを受け取る。やっべー!可愛い!
猛る思いを隣に置いて、プレゼントを開ける銀時を見つめる。
『としっ……これ……』
俺が銀時にプレゼントしたのは、俺が手作ったケーキ、それと一緒に鍵。
「マンション…買ったんだ。一緒に暮らそう…子供達が心配って言うなら、俺が面倒も見るから…」
『お…俺でいいのか…?』
銀時は瞳いっぱいに涙を溜めて、俺を見つめていた。
「お前がいいんだ…」
『うん……嬉しい…』
そのまま寄り添って、唇を合わせ熱い夜を過ごした。
END