Novel-黒執事
□口は禍の元
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「坊っちゃん…お目覚め下さい…」
ゆさゆさと身体を揺すられて、目が覚めた。
まだ朝ではない。
目を擦りたいのに、身動きが取れない。
『なっ!セバスチャン!何の真似だ!?』
「おや?坊っちゃんが言ったのですよ…?アイロスの執事とダンスの決闘をして勝ったら、好きにして良い。と…」
『だからって、こんな時間に何なんだ!』
「こんな時間だから…ですよ」
セバスチャンはそう言うと、布団をはがした。
全裸で両手は頭上で縛られ、身体は縄で変に縛られている。
「クス…これは亀甲縛りと言うんですよ…」
『なっ…///』
「ほら、縄目が亀の甲羅のような形をしているでしょう?」
『ふざけるな!縄を解け!命令だ!』
「…命令?それは聞けません。坊っちゃんは『好きにしていい』と言ったじゃないですか」
「さぁ、静かにして……」
そう言うと胸の小さな蕾を刺激してきた。
指でコリコリと弄ぶ。
『――――っ!!!!ひぃっ!』
「坊っちゃん…そんなに怯えないで…力を抜いて…」
『んくぅ………』
セバスチャンはわざと音を立てて、蕾を舐めてくる。
ピチャピチャッ……クニュックリッ……
『あっ……んんっ…///』
「坊っちゃん、恥ずかしがらずにもっと声を出して…」
蕾を舐めながら、すっかり反応してしまったソレを触ってくる。
『っ!!!!…さっ、触るなっ!』
「先っぽが濡れてるじゃないですか…」
『言うなっ///』
左手で右の蕾、舌で左の蕾、右手でシエル自身を扱いてくる。
『はぁっ……んぁっ……それ以上……触るなっ……』
「もう限界ですか?まだ駄目ですよ」
限界が近いシエルは自身を震わせている。セバスチャンは容赦なく、自身の根元にリボンを巻き付ける。
『んんっ……!これじゃ……イケない……』
「ふふ。本日は出さないでイッてもらいますよ…。さぁ、指を舐めて下さい」
シエルの口に指をねじ込み、濡れた指でシエルの後ろの秘部を探る。
第一関節、第二関節…と、指を少しずつ埋めていく。
『うくっ………んっ……も……抜け……』
指が3本になったところで、シエルは痛みに悲鳴をあげた。
セバスチャンをしっかりと睨みつける瞳は涙で濡らしている。
「坊っちゃん……その顔、たまりません……もっと泣かせたくなります!」
『んぐぁっ!!ひうっ……んくぅ……』
セバスチャンは思い切り、シエルの中を貫いた。
痛みに耐え兼ねたシエルは、ボロボロと大粒の涙を溢した。
「ああ……その顔です…もっと…もっと…」
グチッギチッ……ヌググッズッズッ……
『ん――――――っ!!!!あ"あ"あ"っ……んんっ……いつぁ……………くふぅっ……』
「力を抜いて下さい……じゃないと私が気持ち良いだけですよ…?」
『このっ…………』
ズニュッヌ"チュ……グチュグチュ…グプグプッ…
『あひっ……んふ…あぁ……う"あ"ぁ"っ………』
「いい声です……もっと奥へ………」
更なる深みを求めて、ギチギチと奥に突き刺してくる。
『ん"あ"あ"あ"ぁ"っ!!痛いっ!いやぁっ……ひっ…!』
ズプッネチッヌチッグリッグリ…ヂュププ……
「はぁ…はぁ……坊っちゃん、あまり締め付けないで下さい…」
『うっぐ………ふっ………』
「そうです……もう少しですよ…」
ググッズプッ…パチュパチュッパンパン…ズヌッグプッグチュグチュッ……
『ん"ぁぁっ!ああっ……くぅ………んんっ……』
「坊っちゃん……イキますよ…」
ズンッグリュッグヂュ…………ドクッ……ドクッ……
『ひぃ……んぁっ………あんっ………ああぁっ!』
「はぁ……はぁっ………」
イクのと同時にシエル自身のリボンが外され、あまりの解放感にぐったりしているシエルに手を伸ばす。
「坊っちゃん…これからが本番ですよ…?」
『………え?』
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