最強チートな主人公〜禁書目録編〜
□プロローグ
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俺が目を醒ますと、また白い空間が広がっていた。
「チッ…。またかよ…。メンドクセェ。第一、俺まだネギまに返して貰ってないし。けど、今の世界も居心地良いし…」
「久しぶりじゃなぁ?」
後ろから爺が声をかけてきた。
「あぁ。で、なにネギまに返してくれんの?」
「いや、次は禁書の世界に行って欲しいんじゃが?」
うん、死ねば良い。
てか、俺行きたくねぇし?
「イヤだ!何で行かなきゃなんねぇんだよ!ってか、さっさと帰せ!」
そう言うと、爺は足元に抱き着いてきた。
「そんな―、お願いじゃー。ワシを助けてくれ〜」
「願い聞け。あと、時間止めろ」
そう言うと、土下座をした。
「有難う御座いますー!仰せのままに!願いをどうぞ!」
「じゃあ、超能力2つくれ。LEVEL5な。あ、あとランダムで良いから」
確か、超能力の話だったよな?
確か2つは有り得ないんだっけ?
ま、良いや?
「分かりました…………『因果逆転』と『断罪光』になりました。説明書渡しますんで、あと上条当麻という男の親友という設定ですので、それでは!」
そう言うと、俺の視界はシェードアウトした。
「……見知らぬ天井だ。ってか、説明書って?」
そう言い、ポケットを探ると説明書が入っていた。
俺は、その説明書を読む。
そして、読み終わった頃にツンツンが来た。
「恭夜ー!学校行くぞー!」
「誰テメェ」
そう言うと、ツンツンは哀しそうな顔をしながら言った。
「いきなり他人扱いですか!?上条さんは『親友なのに酷いッ』と思うワケなんですよ!」
(あぁ、コイツが神の言ってた上条当麻か。そう言えば、確か禁書の主人公だったな。フラグメンだっけ?)
「あぁ、フラグメンね?」
俺は、思ったことを言う。
「酷いッ!上条さんは『俺そんな覚えられ方なの!?』と思うワケなんですよ!」
「ウソウソ。当麻だろ?憶えてるって?」
まぁ、覚えてはいませんが?
まず、知らないし?
「取り敢えず、学校行くんだろ?行こうぜ?」
そう言うと、俺達は高校に向かった。
(ってか、俺此処の世界では諱恭夜なのな?)
そう思いながら、足を進めていった…。