最強チートな主人公〜魔法先生ネギま編〜
□プロローグ
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俺が目を醒ますと……其処は白い空間だった…。
「夢か…。それにしても変わった夢だな…。起きたら只の白い空間とか……。俺疲れてんのかな〜」
そんな事を喋っていると後ろから声を掛けられた。
「え、えーと…初めまして…じゃのぅ?」
そう言って爺に声を掛けられた。
「なに、爺さん。どったの?」
そう言うと、爺は凄く申し訳なさそうな顔をしていた。
「その…悪いんじゃがのぅ……。お主は死んでしまったんじゃ…。儂のミスのせいで…」
そう言って、頭を下げる爺さん。
かく言う俺は夢だと思い、適当に答えといた。
「あっはっは。爺さん、えらい笑えん冗談だな〜。夢なのに、そんな言葉を聞くとはな〜」
そう言って、笑っていたら、爺さんが悲しそうな顔をしていた。
「あの、それがの…コレ、夢じゃなくてマジなんじゃよ…」
「嘘ーん!?マジで!?マジなの!?じゃあ、俺の死体見せてみてくれや!?」
そう言うと、爺が悲しそうな顔で一枚の写真を出してきた。
それは、体から色んなモンが出たり、突き刺さったりしているが、間違いなく俺だった。
「な…何故、こんな死に方を……。」
「えと、お主は子供を助けようとして車に跳ねられた後、運悪く対向車線に来てたトラックにも撥ね飛ばされ、更に飛ばされた所が、工事現場で、運悪くも鉄骨が落下してきて、鉄骨が突き刺さり……この事態に陥ったのじゃ…。」
俺は、その言葉を聞き軽く鬱に陥った。
「ム…惨すぎる…。アレか?俺疫病神でもとり憑いてたの?」
そう言って、orzのポーズをとっていたら、爺さんが話し掛けてきた。
「それ、儂のせいなんじゃよ…」
「まさか爺さんが疫病神だったのか!?」
そう言って、爺さんの顔を見る。
「違うわい!儂は神じゃ!ただ少し寿命を間違えて減らせてしまっただけじゃ!」
そう言う、爺さんに俺は軽く疑問を覚えた。
「そうか、神様ね神様………神ぃぃぃぃぃ!?」
俺は絶叫した。
そうして、しばらく経ち自称神に聞いた。
「自称は余計じゃわい!」
「文読むな!ってか、寿命間違えて減らせたってなんよ?」
そう言うと、申し訳なさそうに言った。
「イヤー、手違いで寿命を一気に80年程減らしてしまってのぅ…。てへ♪」
「爺がてへ♪とか使うんじゃねえぇぇぇぇぇぇ!!」
そう言って、全力で俺は叫んだ。
「まあまあ、何処の世界にでも、能力付加で転生させるから、許してはくれんかのぅ?」
(軽い…軽すぎるぞ、爺さん…。しかし、それは、魅力的だ!)
そう思い、俺は了承した。