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□君は僕のモノ
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骸「ねぇ恭弥君。僕と契約しませんか?」
雲「何言って…!?」
骸の言葉に怪訝そうな顔をしながら顔を向ければ言葉に詰まる。
骸の手にあるのは…指輪。
骸「クフフフ…恭弥君、結婚してくださいませんか?」
僕の左手の甲にキスを落としてはニコリと微笑みながらそう言う。
僕は嬉しくて小さく頷くと、そのまま抱きしめられる。
骸「クフフ…愛していますよ、恭弥?」
雲「なっ…//」
僕の耳元で骸が囁くようにそう言えば顔を真っ赤にする僕。
雲「んっ…//」
不意にキスをされれば、僕は骸の服を握り締める。
雲「ふぁ…//」
口内に舌が入ってくれば小さく声を漏らしてしまう僕。
しばらくして口を離されれば、呼吸を整える。
骸「結婚式、挙げましょうね」
ニコリと微笑む骸に頷く僕。
二人の幸せは永久に。
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