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□そういって僕は彼に背を向けた
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「なぁ、本当にもう行くの?」
「当たり前です。
もう前任は戻ってきたでしょう?」
「そうだけど、さ」
「ミーは元々師匠のものなんです。
それにミーはヴァリアーに
『貸し出されていた』だけなんですから」
「…フラン」
「ストップ、センパイ。
それ以上は言わないでください」
「でも、俺」
「さようなら、センパイ。
もう二度と会うことが
ありませんように」
そういって僕は彼に背を向けた
(もう何も、聞きたくはないよ)
うちのフランは話しを聞かない子。