BOOK3

□ご褒美
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「ルッスさーん、
ご飯まだですかー?」

「あらフランちゃん、
お腹すいたの?
ごめんなさい、
もうちょっと待っててね」

「いえルッスさん、ミーが
お腹すいた訳じゃないですよー」

「じゃあ、またベルちゃんね。
相変わらず困った子だわ」

「全くですよー。
お腹がすいたなら
自分で聞きに来ればいいんですー」

「その通りよ、もう。
…でもフランちゃんはいいこだから
アタシがいい物あげるわ」

「えっ、何ですかー?」

「さっきお菓子を作ったの。
好きなの食べていいわよ。

…ベルちゃんには内緒ね?」

「はーい、ルッスさん」


ご褒美


(なぁカエル
まだルッスに聞いてね、って
お前だけズルいし!
王子にもそれよこせ!)

(げ、堕王子!
…嫌ですよ、これはミーが
貰ったものですー!)

(こら二人とも、喧嘩しないのよ)





フラ+ベル+ルッス ほのぼの

暗殺部隊とは思えない
平和ボケっぷり(笑)
ただ彼らも24時間
暗殺者という訳ではないと思うので。
こういう日常の一コマは
定期的に書きたくなります。

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