オリジナル小説

□某携帯モンスター騒動←
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今日のお目覚めは、メールの着信音(薄桜鬼アニメ主題歌)だった。
「…あと、十分…。寒い…」
しかし、寒いのが苦手な私は、すぐに布団にもぐって二度寝をしようとする。
…が…
「うーん…なんか、変だなあ…」
やけに布団が重たかった。
「重たい…何が乗ってるんだろ?」
私は、寒さに耐えながらも、ゆっくりと起き上がった。そして布団を見るが…
「…あれ?なんも乗ってない。」
布団には、なにも乗ってなかった。じゃあ、どうして―
そう思った時だった。
「うーん…。あ、あんずおはよー…」
「ねーちゃん?おは…」
よ、は声にならなかった。だって―
「ね、ねーちゃんなんだよね!?」
隣の姉のベットには…何故かドダイトスが寝ていたから。
しかし、その口から聞こえる声は明らかに姉の物で―
「な、なにこれ!?いったい何があったの??」
「…あんず、あんたもひとのこと言えないよ。
鏡、見てみな。」
混乱しながらもな姉の言うとおり、鏡を見ると―

「な、なんだってええええ!?」
自分が…デンリュウだったから―
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