オリジナル小説

□異世界の果てまで逝ってこい← 前
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そうして揺られていると窓から見えたのは―
「ここって…ミッドガル!?」
ミッドガルとは、FF7でおなじみの大都市で、真ん中には新羅の会社があるはずだが…
「なんでよりによって真ん中にあるのがスカイツリーなんだよ!!
シュールすぎてこわいわ!!!」
あったのは何故かスカイツリーだった。
東京タワーでもいい気がしたが…深く考えないことにしておいた。
とかなんとか思っていると、現在私が乗車中のネコバスがミッドガルの町中へ突入した。
が…
どごおおおん!!!!
「な、何!?」
いきなり聞こえてきた爆発音。
そして道路はかなりの渋滞になっていたが…
ネコバスは電線の上を相変わらず走って行くのでなんの問題もない。
そして電線の上から見えたのは―
「おおおやかたさまあああああ!!!!」
「ya-ha!!Let's Pary!!!」
「犯人はお前らかあああああ!!!」
BAS○RAで有名の真田幸村と伊達政宗が決闘をしていた。
なんで道路のど真ん中でやっているんだよ。
周りに迷惑かけすぎだろ。
「…大丈夫か、この世界…」
そう思っていると、気が付くとスカイツリー前にネコバスが停まった…って、え…?
「なんで止まったの…?」
『ご乗車、お疲れ様でした。
では、17時に迎えに来ますので…
グットラック!』
「え、ちょ…ええええ!!!」
とかなんとか言われてほぼ無理やり追い出された私は、去っていくネコバスを見送るしかできなかった。
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