連載
□小さなご近所様
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某は学校の近くのマンション住む真田 幸村!小学五年生でござる!!
ただ今、某は学校が終わり家に帰宅中でござる!途中で豪快に腹が鳴りどこかで買い食いを…ッ!と思ったのだか!まさむね殿との約束で買い食いは、こーこーせーに成ってから!と決まりでございます故…我慢でござる!
それに帰ったらまさむね殿の手作りの夕飯が待っているのであります!!
おぉ!いつの間にやら家に着いてしまわれた…まさむね殿は部活とやらがあるので遅くなるらしい…
その間某は学校の宿題と格闘するのであります……
「まさむね殿〜………」
腹が減り申した。
宿題……わかりませぬ〜
――ガチャッ…
隣で鍵をかける音が聞こえた……まさむね殿が帰って来た!!
某はベンキョー道具と着替えを持って……戸締まりガスの元…おっけーでござる!!部屋の電気を消し、鍵を閉めたら!いざ!出陣!!
「ま〜さ〜む〜ね〜ど〜の〜!!幸村でございます!!」
悔しながら某、インターホンに届かないのでございますっ……!だから口に出してまさむね殿を呼ぶのでございます。
「よぉ!Welcome to幸村!」
「はい!おじゃましまする!!」
こちらはお隣に住むだて まさむね殿!某の両親が仕事でいない間面倒を見てぐださってくれてるのです!!
「今日はビーフシチューだぜ!」
「誠でございますか!?某腹が減り申した!!」
「Okey Okey!荷物置いて手ぇ洗ってこい」
「イエッサーであります!!」
まさむね殿の返事にこたえ手洗い場へ足を向けたのです。
「ビーフシチュー!ビーフシチュー!ビーフシチュー!」
まさむね殿の料理はとっても美味しいのです!そのせいか学校の給食が物足りないと思うのです……
「まさむね殿!真田 幸村ただ今きかんしました!!」
「はいはい……ほらできってぞ…さっさと席につきな」
「はい!!」
目の前にはホカホカと湯気が立つビーフシチューが……!
「「いただきます!!」」
「おいひ〜てこさいまふ!!」
「…口に入れたまましゃべるな……食ってからにしろ…」
まさむね殿は女子でありながら男口調で話すちょっと変わったお人でありますが…でもそこがまさむね殿らしくてとってもピッタリです!
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