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□学校編1
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ほんで、学校では。。
「む、シーブック」
「ぁ、ザビーネ先生。こんにちは」
昼休み。廊下を歩いていると、名前を呼ばれたので立ち止まって顔を上げると、端正な顔立ちをした教師ザビーネがいた。
近付いてくる教師に笑顔で挨拶するイイコなブックたん。
「シーブック、これは…」
ザビーネはそう言ってシーブックの首筋に触れた。そこにはキンケドゥからの跡が。
「っ!…ぁ、えっとこれは…」
「またおにーちゃん、か」
「……ん…」
その跡はもう1つあった。襟で少し隠れてるとはいえ、シーブックに気があるこの教師には即バレである。
「…おいで、シーブック」
「………ん」
ザビーネは向きを変えて歩き出した。シーブックは小さくうなずいて、その後をついていく。
なんぞの教科室の鍵を開け、奥の準備室的な小部屋にある机に腰掛けるザビーネ先生。
教室を見渡しながらゆっくり歩いてるシーブックを手招きで催促する。
「上を脱いで、こっちにおいで」
シーブックはまた小さくうなずき、シャツのボタンを外しながらザビーネのそばまで行って、目の前でスルリと脱いだ。
細めだけどほどよく肉がついていて健康的な身体に、点々と赤い跡がついている。
ザビーネはシーブックが脱いだシャツを受け取り、自分が腰掛けている机の脇に置いた。
「またずいぶんと可愛がられたものだな…何回シタのだ?」
跡をなぞられ、くすぐったさに身じろぎながらシーブックは小さく口を開く。
「昨日は…3回、かな……あと朝1回」
「今朝もか…」
ザビーネは可愛い教え子(といっても担任ではない)の兄から受ける異常な愛を見て、半ば呆れたようにため息をついた。
でもちょっぴり羨ましく思ってたりする。
「見せてみろ」
「ぇ…うわっ」
強めに手を引かれ、ザビーネに倒れ込むシーブック。
ザビーネはシーブックを抱きしめ、尻を何度か撫でて服の上から受け入れ口をグリグリと押す。
小さく震えるシーブックの頬を撫でて顔を上げさせ、そっと口付けて安心させるように優しく舌を絡めた。
「ココにどれだけ残っているのか、見てやろう」
そう言って手早くズボンのベルトを外し、下着ごと下ろす。
太ももが見えるくらいまで下ろされ、シーブックは前も後ろも無防備にさらされる。
「ひゃ、ぁん…っ」
「…すんなりだな。濡らしていないのに」
ザビーネの指がつぷりと入ってきて、遠慮なく奥まで侵入する。
ザビーネは指を動かしながら、中に残る兄の量を確かめた。
シーブックがビクビクと体を震わせて感じているのを見て、相変わらず慣らされているなと少し寂しく思う。
本当は自分の手でこうなるよう仕込みたかったのに。
ザビーネは途中から、シーブックが一際跳ねた箇所だけを擦り続けた。
学校だからと必死に嬌声を抑えるシーブック。強い快感に負けそうで、ザビーネにしがみついてなんとか我慢する。
ザビーネはしがみついてくるシーブックの耳元に口を寄せ、
「奥にたくさん残っているな。このまま授業に出ていたのか?」
低く甘くささやいた。
敏感なシーブックの体は声に反応してまた跳ねる。
「仕方のないやつだ…私が綺麗にしてやろう」
指を勢いよく引き抜き、シーブックの下着もすべて取っ払うと、机に深く座り直してから膝の上に乗せた。
シーブックは肩で息をしながらザビーネにぎゅぅっと抱きついている。
愛しいその背を優しく撫でてから、ザビーネは準備万端な己の愛機ショットランサーを取り出し、
シーブックの腰を持ち上げた。
先端を入れただけでシーブックが震える。欲しくてたまらないのだろう。
「シーブック、ゆっくりと座ってごらん」
「ん…ぁ…あ、あぁああ…っ」
言われるままに腰をおろしていくと、ザビーネがどんどん奥へと侵入してくる。
ぞくぞくする体は震えが止まらない。
ザビーネが入りきると同時に優しいキスをされ、しかしそれは次第に激しくなっていく。
「ん、ふぅ…んん、んっ、んんっ」
腰もゆるやかに動き始め、それも徐々に大きく強くなっていく。
激しいキスと奥を突き上げられる快楽に、シーブックは我慢なんて出来ずに甘く鳴き続けた。
「あぅ…ぁあっ…ふ、ザビ…ネ…せんせ…ぇ…ぁんっぁああ」
「シーブック…本当に愛しいよ…」
「ひゃ、ぁんっ…も、イッちゃ…ッ…やぁぁあぁ!」
ザビーネの手が先端を包みこみ、こねるように握る。そして思いきり強く突き上げると同時に、シーブックはザビーネの手に熱を吐き出した。
ザビーネも、最奥にすべて出した。
力が抜けて倒れ込んでくるシーブックを優しく抱き止め、愛しそうに何度も何度も背を撫でる。
「あぁ、そういえば午後は体育だったな」
「ん…はっ…ぁ…は…」
「こぼさないよう気をつけるのだぞ」
「…は、ぃ…」
綺麗にするんじゃなかったっけ。シーブックは疑問に思いつつも、午後の体育を心配した。
「放課後またおいで。そのまま帰っておにーちゃんに見つかると大変だろう?」
見つかったら、たぶんキレられるな。とりあえずお仕置きしてザビーネをぶちのめしてその後お仕置きして風呂でお仕置きして部屋でお仕置きだろうな。
シーブックはそこまで予想してから、もう考えるのをやめた。


ほんで放課後。
また人のいない教科室の奥でじっくりと愛され、当たり前のように何度も中に出されて、でも最後にちゃんと綺麗にしてもらえたブックたん。
車で家の近くまで送ってもらい、濃厚なキスと愛の言葉をお土産に貰って帰宅したのだった。

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