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□お家編4
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夜、キンケドゥお兄ちゃんが帰宅しましたよっと。
「あれ、お兄ちゃん夕飯いらないの?」
「あぁ、明日健康診断なんだよ」
血糖値云々があるので前日の夜から飲食を禁止されてるキンケドゥさん。
腹が減った〜とソファーでうつ伏せにぐったり。
シーブックがよしよしと背中を撫で、リィズがせめてもと水を持ってきてくれた。
ビールなんてもちろん飲めるわけがないので、起き上がって水を飲み干し、寂しく乾いたプハーッをする。
「ぁー、しゃあない、寝るしかないな」
とシーブックの手を引いて部屋に戻ろうとするお兄ちゃん。
「…キンケドゥお兄ちゃん……空腹なんだから無理はしない方がいいと思うけど」
夕飯の代わりに弟をパクパクする気満々なのが、リィズには手に取るようにわかる。
呆れたような、ジトーっとした妹の半眼に見つめられ、キンケドゥは目を合わせないようにしながら「大丈夫ダイジョーブ」とリビングを出ていった。

キンケドゥの部屋まで来たものの、やっぱりお兄ちゃんの空腹は気になるシーブック。
「キンケドゥ…こんなとこで体力使ったら、明日病院に着く前に倒れちゃうよ?」
「んー…じゃあ、シーブックに動いてもらおっかな」
「んもぅ…」
キンケドゥは元気そうにニッコリと笑んでベッドに腰掛けた。
呆れつつも、シーブックはキンケドゥに手を引かれて目の前に立った。
「これ、持ってて」
「ん…」
キンケドゥは弟の部屋着の上をインナーごとめくり、巻き上げた裾を両手で持たせた。
胸の突起まで外気にさらされ、シーブックは薄く頬を染める。
よしOK、とキンケドゥは二つの突起を指先でツンと押してから、シーブックがよく部屋着として愛用しているジャージのようなズボンを下着ごと下ろす。
下腹部が丸出しになり、シーブックの頬はさらに赤く染まった。
まだしょんぼりと垂れているそこに触れ、
「可愛いな」
と先端にキスをしながら優しく撫でる。
「っ、ふ…ぁ…」
そのうち舌を這わせてねっとりと舐め回し、徐々に硬くなってきたところでパクリと口に含んだ。
シーブックが甘い悲鳴を上げて体をビクつかせる。
軽く吸い上げたり舌先でグリグリと刺激しながら、あいている手を後ろに回して尻を撫で撫でする。
先端から先走りが溢れ、いつものクセでそれをジュルリと吸い上げて喉を通してから、
「ぁ、せーえきも飲んじゃダメなんかな?」
とハッとしてシーブックの中心を口から出した。
「は…っん…わかんない、けど…」
「ま、少しだからいっか」
「ひゃ!ぁ、んっ…!」
再びパクつき、強めに吸いながら手でも扱いて射精を促す。
シーブックが高く鳴きながら達す直前に口を離し、手の平で精を受け止めた。
立ちっぱなしのシーブックは膝がぷるぷると震えていたので、自分の膝の上に座らせる。
そうすると、目の前には硬く尖った実をつけたシーブックの胸元が。
裾を強く握り、その手は少し震えている。
キンケドゥは小さな尖りを舌で転がしてから、パクリと食いついた。
甘く噛んだり舌で遊んでやりながら、手に受け止めた精を後ろの入り口に塗りたくる。
指を立てて少し力を入れただけで、にゅるりと吸い込まれた。
そのまま抜いて、また入れてを繰り返し、軽くほぐしつつ中にも精を塗っていく。
シーブックが快楽にとろけきった表情を見せたところで、抱き上げて一度ベッドに下ろした。
自分もズボンと下着を脱ぎ捨ててベッドの上に乗り上げ、仰向けに寝転び、
「はい、おいで」
シーブックに手を差し出して招く。
シーブックはこくりと頷いて、握っていた裾を離して兄の手を取った。
そのまま手を引かれながらキンケドゥに跨がり、元気いっぱいに反り立つそれを入り口にあてる。
深く息をしながら、ゆっくりと腰を落としていく。
兄の熱が段々奥に近付いてきて、身体が震えた。
「キンケ…ドゥ…っん、ふ…ぁああっ!」
あとは、再び達するまで淫らに腰を振ってただ快楽に支配された。
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