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□休日編4
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暇な休日。
ソファに座りテレビを観るキンケドゥに、ぴたりと寄り添って座るシーブック。その腰にはキンケドゥの腕が回されており、当たり前のように抱き寄せている。
テレビはなんとなく流しているだけなので、そろそろ飽きてきたキンケドゥお兄ちゃん。
ちらりと可愛い弟を見て、デレッと鼻の下を伸ばす。
今日も俺の弟は天使のような愛らしさだぁ…。
さらに抱き寄せて、その手をするりと尻に回す。
いつものことなのか、シーブックは動じない。
それをいいことに、弟のおしりを揉み始めた。
尻を抱き寄せて少し浮かせ、揉みやすくする。
でも足りなくて、抱え上げて向かい合わせになるよう膝に乗せた。
そうして両手でおしりを丹念に揉み回す。
「ん…っ…キンケドゥ…?」
さすがにピクリと反応を見せだすシーブックに、キンケドゥはニコニコ、デレデレと尻を揉み続けた。
「シーブックのおしりはいいなぁ…」
そのうちやっぱり生で揉みたくなるわけで。
「シーブック、下脱いで♪」
シーブックは素直に頷くと、一度お兄ちゃんのお膝から降りて、下着ごとするりとズボンを脱ぎ捨てた。お兄ちゃんの目前にぷるんと晒される。そこはまだ勃っていなくて、キンケドゥはニコニコと楽しそうに見つめた。
キンケドゥがはい、と両手をひろげると、シーブックは少し照れたように頬を染めて、兄の膝にそっと跨がった。
「可愛いシーブック!俺のモノっ」
キンケドゥはその背を抱き寄せてぎゅっとしてから、再び両手を弟の可愛いおしりに添えた。
直に伝わる兄の熱に、シーブックはドキッと胸が高鳴った。
少し硬くなったシーブックが腹に当たり、キンケドゥは優しく微笑んだ。そのままやんわりと尻を揉む。むにむにと感触を楽しむように、手はゆったり動かす。
「ん…っ…は…」
興奮してきたのか、ぞくぞくして甘い吐息がこぼれるシーブック。
キンケドゥも弟の吐息にぞくぞくしながら、優しく双丘を揉み回した。撫でたり揉んだりしながらゆったりと回し、可愛い弟の可愛いおしりを堪能する。
しばらく揉み回したあと、少しだけ強めにムニっと掴んだ。
「ぁ…んっ…」
シーブックがピクリと反応し、兄の胸にすり寄ってくる。
その髪にキスを落としてから、今度は左右に開くようにまたムニムニと揉みしだいた。
「ん…キンケドゥの、硬くなってきた…」
弟の尻をもみもみして興奮してきた変態お兄ちゃんのムスコさんが、シーブックのお股にぐいぐい当たっていたようだ。
「揉むだけじゃなくて、中に入りたいみたいだな」
他人事のように言うキンケドゥお兄ちゃんに、なぜかシーブックはそんなアホな発言にドキリとした。
「シーブック、チャック開けてお兄ちゃんの出してくれるか?」
「っ…うん…」
おしりを揉まれながら、シーブックもまた慣れた手付きで兄の封印を解き、立派にそそりかえるそれを手にした。
いつのまにか自身も勃ち上がっていて、兄のそれにちょんと当たり、ピクンと跳ねる。
「ちょっと手でしてくれる?」
「ん…っ」
ゆっくりとシーブックの手が動きだし、キンケドゥの肉棒を扱いた。無意識に腰も動いて、自身を兄に擦りつける。
「ふあ…っん、ふ…っ」
自分の先走りがキンケドゥに塗り付けられ、キンケドゥもまた先走りを滲ませた。
「ん、よし、いいよ」
キンケドゥはソファの背もたれから離れて肘掛けに背を置き、ほぼ寝そべった状態になると、揉みしだく尻を持ち上げて左右に開いた後孔に先走りを擦りつけた。
半端な膝立ち状態になったシーブックは、前屈みになってお兄ちゃんにしがみつくしかなかった。
「ぁ…っ」
擦りつけながら、またしりもみを再開するキンケドゥお兄ちゃん。まるで尻コキするように弟のおしりに肉棒を擦りつけながら、むにむにと尻を揉み回した。
「ぁ、んん…っキンケドゥ、焦らしちゃ、やぁ…っ」
「イキナリはキツいだろ?だからこうして、ぬるぬるをよく付けてからな」
「んっ…だいじょーぶだよぉ…」
シーブックは兄を求めて無意識に腰を揺らす。
「しかたないなぁ…どれどれ」
キンケドゥは片手を離して自分の口元に持っていき、人指し指と中指に唾液を絡ませる。シーブックの尻を抱き寄せて自分に近付け、それをシーブックの後孔に当てると、先走りと共にぬぷんと中へ侵入した。
「あぁっ」
焦らされた身体に刺激が走る。
ほぐすように指が出入りを繰り返し、そのたびにシーブックがピクンと跳ねた。
こんなにじっくりとほぐさなくても、中がゆるゆるなのはキンケドゥが一番よく知っている。
でもシーブックの反応が可愛いから、ついイジメてしまう。
指を抜いてそこを左右に開き、ヒクヒクと欲しそうにしているところに先端を擦り付け、ゆっくりと押し込む。
「あっ…!」
ぬぷ、と難なく飲み込まれ、またほぐすように抜き差しを繰り返した。
「ふあ…ぁ…やっ…キンケ、ドゥ…っ」
潤む瞳で訴えてくる弟がまた可愛くて、もっとそんな姿が見たくて、先端を入れたところで止めてむにむにと尻を揉み回した。
「や、ぁ…やら、キンケドゥ…奥までいれてよぉ…」
「まだダーメ」
キンケドゥは楽しそうに言うと、そのまましばらくシーブックのおしりをモミモミと味わった。
強弱をつけてじっくりと揉みたおし、その拍子に軽く揺すれば先端が入口を擦って淡い刺激を与える。
我慢ならないシーブックは動きに合わせて腰を落とそうとするが、キンケドゥがモミモミしながら絶妙に止めるので焦れったくてしようがなかった。
が、キンケドゥも実はけっこう限界だった。
シーブックのおしりいじめは楽しくて興奮するが、そろそろムスコがパンパンだ。
「シーブック、どこまでいれてほしい?」
「ぁ、あっ…ん、おく、奥まで、ぇ…っ」
「りょーかい」
キンケドゥはクスリと笑って、しがみついてくる弟の耳元に唇を押しあてた後、ペローリと全体を舐め上げる。
「ひゃん…っ」
ピクンとシーブックが跳ねる。
そして、モミモミと掴んだ弟の可愛いおしりをゆっくりと降ろしていく。
「ふあっ…あっ…」
シーブックが嬉しそうに高い声を上げた。
そんなに焦らしたかな?とすっとぼけるキンケドゥお兄ちゃんは、弟の耳元から離れてその恍惚とした表情を眺めた。とろんと蕩けた瞳、口の端からは唾液が滴り、熱い吐息をこぼしている。
兄が侵入を深めるたびに、目を細めて甘い声で鳴きながら全身を震わせた。
あぁ、えろい。俺の弟えろ可愛い!
キンケドゥはぞくぞくした。
思わず口角を釣り上げて、あと少しというところでストンと根元まで落とした。
「ひあッ!?」
「はは、ビックリした?イイ反応だよシーブック」
ゆっくりと上体を起こして兄に座り込み、しばらくビクビクと震えるシーブックの太ももを撫でる。
ずっと尻を支えていたのでさすがに手が疲れたキンケドゥは、
「動いていいよ」
と優しくささやき、弟の中心で反り立ちこぼれる先走りを指先で掬うように撫で上げた。
「ふあっ…ん…っ」
シーブックの身体が跳ねる。
そのまま指の背でよしよしと撫でてやれば、甘い声をこぼしながら腰を浮かせてゆっくりと降ろした。
「んっ…は、ぁ…ッ」
ぞくぞくして震える身体をもう一度上げて、またゆっくりと腰を落とす。
大好きな兄の肉棒が中を擦り、奥を突く。気持ちよくて、止まらない。
「ぁ…あっ…おく、んっ…きもち、ぃ…ぁ、ぁ、あ、んん…っ」
素直に甘い声を上げながら、シーブックは夢中で腰を上げては落とす。
キンケドゥお兄ちゃんも気持ちよさそーに息を荒げて目を細め、ぷるぷると上下に揺れる弟の中心に指を絡めた。
「あっ!や…ぁ、ぁんっ」
シーブックの鳴き声に甘味が増し、キンケドゥは満足そうにそれを包んでゆっくりと扱いた。徐々に速度を上げていき、弟の射精を促す。
「そんなえっちな顔してお兄ちゃんのをくわえて、ココもガチガチにして…先走りでびちょびちょだよ。いやらしぃ身体だ」
言葉で責めるのも忘れない。
「ぁ、あ、だめぇっ…でちゃ、ぁ…あんっ、でちゃ、うぅ…ふあっ」
ビクンッと大きく身体を震わせたあと、とろりと先端から白濁液を溢れさせてシーブックはくったりとうな垂れた。
「はっ…ぁ…は…ごめ…先に、イッちゃ…た…っ」
まだ握られている先端からはとろとろと白濁液が滴っている。
「いいよ、シーブックがきもちーならそれで」
キンケドゥはにっこりと笑って、手に滴る精液でぬるぬるとそこを撫で回した。
「ふあ…っん、んぁ…」
ピクンと小さく跳ねて反応を見せる弟に満足そうに微笑むキンケドゥお兄ちゃん。
するとシーブックがまたゆっくりと動きだした。
「ムリしなくていいんだぞ、シーブック」
「や、ぁ…や、だ、キンケドゥの、せーえき、中に欲し、ぃ…」
「シーブック…!」
なんてやらしぃ仕上がりなんだ!お兄ちゃん歓喜。
よし!とキンケドゥはシーブックの腰を掴まえて上体を起こした。そこから繋がったままシーブックをソファに押し倒し、膝下を抱え上げる。
「そんなにお兄ちゃんの精液が欲しい?」
「っん…欲し…なかに、いっぱい…」
きゅん、とシーブックの中が締まる。
あぁ、なんてえっちな子なんだ…調教してきた甲斐があったというものだ。
キンケドゥは弟の欲の眼差しにぞくぞくとした。
「シーブック、そうやってえっちなおねだりしていいのは、お兄ちゃんにだけだからな」
「ぅん…キンケドゥ、だけぇ…っ」
「よし、いいこだ。ご褒美に、中をお兄ちゃんでいっぱいにしてあげような」
そう言ってキンケドゥは優しく微笑み、ゆっくりと律動を始めた。
「ふ、あぁ…っあ、ぁっ」
「ココもたくさん擦ってあげるな」
ごりごりと先端が前立腺を擦り上げるよう、キンケドゥは角度をつけて抜き差しを繰り返す。
「ひ、あぁッ!ぁ、あんっ…そこ、すき、ぃ…っ」
大きく腰を引いて、肌がパチンと鳴るほど強く打ち付ける。
「あぁッ!」
シーブックの高く甘い鳴き声と、肌がぶつかる乾いた音がひっきりなしに響き渡る。
やがて愛する弟の奥にお望みの精を吐き出すが、
「まだ足りないよな?」
「…ん…もっとぉ…」
蕩けた瞳で求めてくるシーブックのえろ可愛さに興奮を取り戻し、体勢を変えてまた弟を犯す性欲魔人と化すのであった。

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