ぷよぷよ小説

□入れ替わっちゃった!?
1ページ/2ページ

「久しぶりだなぁ」

りんごはプリンプタウンに来ていた。

なぜプリンプにいるかと言うと・・・

アルルがりんごの住む世界に突然現れ、遊びに行かない?と声をかけられたため。

「みんな、元気にしてるかな〜?」

「してるよ」

「!!!」

突然声が聞こえて驚く。
後ろを向くと・・・

「アミティ!」

「りんご〜?久しぶり!」

「普通に現れれば良いものを・・・」

そんなことを話していると。

「アルル!」

今度はアルルが登場。
なにやらニヤニヤしている。

「面白そうな魔法を習得したよ」

「え?」

二人は声をそろえてこう言った。
しかし、面白そうな魔法とは一体何なのか?

「その面白そうな魔法って・・」


「まあ、見てなよ。驚くよ〜!」

アルルは怪しげな光を放ちながらこう言う。

「面白そうな魔法って・・・わああ!?」

りんごとアミティは光に飲み込まれる。

3分後。

「うぅ・・・何だったのだろう・・って何じゃこりゃ!?」

りんごは驚いた。
服が・・・違う!

「りんご〜何驚いてるの〜って何これ!?」

アミティも驚いた。
声が違う!?

「アルル!何なのこれ!?」

「りんごとアミティの魂と体が入れ替わっただけだよ〜?」

「だけだよってそんな!戻れないの!?」

「一日経ったら戻れるかな?」

「かな?って・・・じゃあ戻れないかもしれないの!?」

「わかんないや」

「えええ〜!?」

「じゃあね〜!りんごは今日の17時にここでね!帰らないといけないでしょ?」

「そ・・・そうだけど・・」

「じゃ、そういうことで〜」


アルルが帰って多分3分後ぐらい。

「・・・これからどうする?」

「どうするって言われても・・・すごい違和感だぞ?」

「・・・そうだね。ってあ!?」

「どうしたの?」

「今日魔導学校で期末テストが10時からあるんだよ〜っ!」

「ちょっ・・・どうするの!?りんごの姿で行っても信じてもらえないよ!」

「りんご・・・お願い、代わりに行ってきて?」

「ええ!?」

「りんごなら成績いいしさ、ね?」

「ね?じゃないよ!自分でしなきゃ意味ないし!」

「でも・・・」

しかし、このままアミティに行かせても、自分が呼ばれるに違いない。なんたって外見がアミティなわけだし・・・

「仕方ないな〜行ってあげる!」

「わ〜い!」

「わかってる?仕方なくだよ?」

「わかってるよ〜!」

魔導学校にて。

「テスト開始!」

テストが始まる。

アミティ・・・じゃなくてりんごは問題をスラスラ解いていく。

「なんだ、そんなに難しくないな・・・」

心の中でそう思うりんご。

「テストの問題をすべて解き終えたら先生のところまで持ってきてください。終わった人から下校してください。」

イスから立ち上がるアミティ・・・じゃなくてりんご。

中はりんごでも外見はアミティ。
誰もが驚愕していた。

アコール先生はというと。

「あのアミティさんが一番に問題を解き終えるなんて・・・後でお祝いしなければ!」

と思っていたらしい。
おそらく相当成績が悪かったのだろう。

そして。
アミティ・・・じゃなくてりんごは学校から下校した。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ