ぷよぷよ小説

□転校生
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プリンプタウンにて・・・
クラス替えが実施され、今まで違うクラスだったラフィーナなどが同じクラスになった。
このクラス替えにあわせて転校生が来るらしいとのこと。

「ねえ、今日転校生が来るんだって!」
「それは本当ですの?アミティ」
「ホントに決まってるじゃん!信じてよぉ〜」
「し、信じますわよ・・・そしてその転校生というのは?」
「すごいチカラを持ってそうな人なんだって」
「へぇー・・・そうですの。顔を見てみたいですわね」

二人の会話からして今日魔導学校に転校生が来るらしい。

「やあ、君達か」
「クルーク!」

そこにクルークが現れる。
どうやら転校生が来るという話はすでに聞いていたようで、二人にこんなことを聞いてきた。

「今日転校生が来ると聞いてね。どんな人なんだい?」
「なんかすごい強そうな人だって」
「も、もしかしてあの人が・・・?」
「何かおっしゃいまして?」
「い、いや、なんでもない」
「・・・・」

なんだか焦っているように思えるが、現時点では転校生については何一つわからない。
到着を待つしか無いだろう。
そう思った時、アコール先生が来た。

「みなさ〜ん、今日はこのクラスに新しい仲間がやってきます。」

「は〜い。ズバリその人はどんな人ですか〜?」

クラスメイトがアコール先生に言った。

「そうね・・・個性的と言うかユニークと言うか・・・」
「・・・」
「じ、じゃあ、入って!」

ガララ・・・

ドアが開く。
すると・・・

冷たい美しさが見て取れる。
転校生は女性だった。

「アリッサ・ブロッサムといいます。よろしくお願いします。」
「皆さん、仲良くしてあげてくださいね」

生徒達は納得した様子だった。
しかしクルークはさっき以上に焦っていた。

「どーしたの?」
「アミティか・・・アリッサ・ブロッサムは驚異的な力を持つと有名なんだ」
「へ?」
「その威力は惑星1つを丸々余裕で粉砕できるほどの力・・・」
「だから?」
「何か策略を持ってプリンプに来たのかもしれないということだ」
「つまり?」
「・・・もういい。君に話していても理解できないだろう」
「ちょ、どーゆー意味!?」

しかし、クルークの言うことが本当だとしたら・・・
この街は大ピンチだ。
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