ぷよぷよ小説

□転校生
2ページ/4ページ

昼休み。
生徒達は昼食をとっていた。
しかし、アリッサは一人で食べていた。
そこにアミティが話しかける。

「ねえ」
「何?」
「どうしてこの街に引っ越してきたの?」
「・・・あなたも疑うのか。まあいい。でも、このことはあまり詮索しないで頂戴」
「え?」

詮索するな・・・?
あなたも疑うのか・・・?
何かあるのだろうか。
このことをクルークに報告した。

「アリッサがそんなことを?」
「うん。」
「あなたも疑うのかというのが気になるな。」
「そうなんだけど、あんまり詮索するなって。」
「何かの陰謀か、強大な力だけに恐れられ、信じてもらえない寂しさか・・・」
「難しいね」
「・・・」

新たな仲間は謎が多かった。

翌日。

アミティとリデルが一緒に登校してい時のこと。

「アミティさん・・・あの光はなんでしょうか?」
「え・・・?」

リデルが指し示す方向に振り向いた瞬間、凄まじい光が辺りを包む。

「な、なにこれ!?」
「はやく逃げなさい。巻き込まれますよ。」
「言われなくてもにげるよっ!」

そういってリデルと共に学校までダッシュで向かった。

「はぁ、はぁ・・・」
「?どうしましたの。そんなに息切れするなんて」
「な・・・なんでもないよ・・・」
「?」

不思議そうアミティを見つめるラフィーナ。

「クルーク!」
「アミティじゃないか」
「なんかアリッサって人がきてから街がおかしくなってきたよ!?
「どういうことだ?」
「いきなり辺りに光がいっぱいになって、女の人に巻き込まれるから逃げろって・・・」
「・・・やはりアリッサの陰謀か?」
「えええ!!!???」

これはアリッサの陰謀か、それとも強大な力ゆえ恐れられ信用されない寂しさか。
「・・・あなたも疑うのか。まあいい。でも、このことはあまり詮索しないで頂戴」
この言葉は何を意味するのだろうか?
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ