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□う
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一周年企画 夢水で「桜餅」
すっごく短い




外から帰ってきた亜衣は、教授、真衣、
美衣の前に紙袋をおいた。

「はい、お土産の桜餅」

「うわー!」

「あ、これ満月堂のじゃない!あそこ結構並ぶから買えないのよねー」

「あ、そうそう、並んでるときにレーチみかけたわよ」

「ええー、ほんと!?」

「やっぱり、レーチって亜衣に気ぃあるよ!」

「黙んなさい真衣!」

「照れちゃってー」

「美衣も便乗するな!」

「あーもー、怒んないでよ、亜衣。ほら桜餅食べて落ち着いて」

「元はといったらあんたのせいだっての……」

亜衣はぶつぶつ言いながらすっかり放置されていた桜餅に目を向ける。

二人もそれに続いた。

が――

「……」

「……」

「……」

「…亜衣、今日もしかして桜餅一個しか買わなかったの?」

「ううん。三パック買ってきた」

「でもさあ…」

「うん…」

「「「ないねー」」」

三人はやはり放置されていた教授に目を向け――腹のそこから怒鳴りつけた。





〜FIN〜

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