加速する日常
□これがオレの日常
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「ギャハハハハハッ!!ツナー!お目覚めの時間だよぉ〜〜ん!!」
「うう…由夢。重いよ…」
「ギャハッ!俺の体重はリンゴ一個分だっよぉぉぉ!!」
「それには無理が…」
今オレの腹の上に乗っかってて、朝っぱらから妙にテンションが高いというかいつもハイテンションなこいつは由夢。
昔母さんが拾ってきた捨て子だ。
けど今は由夢を双子の兄のように思っている。
「起きねーとチューするぜェ?またはリボーンが来てバンッ!ってか?」
手をこめかみに当てて銃を撃つフリをする。
ってかそんなのどっちも嫌だよ…
「分かったから退いてよ由夢…」
「ギャハッ!先に行ってメシ喰ってくるぜェー!!」
嵐のごとく由夢は下に行った。
オレはまだ頭に響いてる声に堪えながらゆっくり起きて制服に着替える。
下に行ってみるとすでに食べ終わってランボと遊んでいた。…相変わらず早い。
「ツー君ったら時間ないわよ。用意したから急ぎなさい」
「えー食べなくていいよ」
「ツナー!だから4時間目ハラ減るんだろ?喰え!ホラ行くぞーー!」
「ゆー君。つー君を頼むわね」
「ちょ、オレ子供じゃないんだし…」
「ギャハハハっ!行〜〜〜ってきまーーす!!」
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