加速する日常
□手の掛かるコンビ
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ジリリリリ…
「んー目覚まし、うるさ…」
手を伸ばし目覚ましを探すとパチリ、と音が止まった。
そしてお腹にいつもの2倍の衝撃。
「ギャハハハハッ!ツナお目覚めの時間だぜー!」
「ギャハハハハッ!襲っちゃうぞー?」
「(み、耳が…!)」
由夢&出夢の叫びは耳を塞ぎたくなる。塞いでも意味はないけど。
…昨日はギスギスしてたので何で仲いいんだ?
「ギャハッ起きないのかよツナ」
「喰らっちゃうぞー?いただk「起きます!!」
嫌な予感がしたので飛び起きる。
「起きた。学校遅れるぜ」
「分かってる…あ、出夢さんはどうするんですか?」
「心配してくれるなて優しー!イー!!」
「兄貴はチビ共と遊ぶとよー」
精神年齢近そうだもんね。
…って言ったら殺されるんだろうな。チラリとまだ壊れてるドアを見てゾッとした。
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