血濡れ仲間
□青春学園中等部
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「ふぅ…困ったね、越前」
「…しょーがないですよ、先輩」
ココは東京都青春学園のテニス部の部室。
レギュラーである不二周助と越前リョーマはメールの内容を見て小さく溜め息を吐いた。
「2人共どーしたのかにゃー?」
「越前が溜め息なんてらしくねーな。らしくねーよ」
2人はまた顔を見合わせ、溜め息。
他のメンバーが首を傾げていると、不意に不二周助が立ち上がった。
「すごく悪いんだけど―――僕、皆を殺さないと 」
「何言って…」
「不二?」
誰もが状況を飲み込めない中、当たり前のように両刃剣が取り出された。
普段とは違う笑みが深くなる。
零 崎 を 始 め よ う か
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