突発的

□ただ1つを想い
1ページ/2ページ




跡部景吾の双子の妹が捨てられてしまうお話。


景吾の妹の蛍奈(ケイナ)は2卵性の双子で、いつも仲が良くて一緒に遊んでいた。
しかし跡部の家には双子は禁じられている。なぜなら財閥なので、跡継ぎ問題を起きるから。本来ならば生まれた直後に殺さなければならなかったが、両親が頑なに拒み難を逃れて幸せに暮らしていた。



しかしその幸せが続くのは5歳まで。

叔父と叔母がどちらかを殺せと迫る。両親は自分で殺す事が出来ず蛍奈を“女だから”という理由で捨てた。
蛍奈はその後幸運にも孤児院に拾われる。その孤児院は貧乏で大変な事も多くあったが、何とか暮らしていく。


15歳になっても孤児院に居続け、バイトをしながら(まだ子供なので新聞配達、皿洗い程度)シスターに勉強を教わったり下の子供達に教えたりしながら生活する。




しかしある時氷帝で「親のいない孤児を支援して学校に通わせよう」という企画で何十人の中に蛍奈も選ばれ、衣食住の支援を受けつつ氷帝に通うようになる。

蛍奈は生徒会長の言葉の時に一目で兄の景吾に気付くが、バレる事を恐れ見る時は陰で、そして目立たないようにする。
蛍奈はなぜ自分は捨てられたのかを覚えていたため、名前を葉月蛍(ハヅキホタル)と変え、姿も髪はカツラで隠し、目の色はサングラスやカラーコンタクトに隠し続ける。



.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ