突発的
□サボリ常習犯
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チャイムが鳴り終わった頃、1人の男子が入ってきた。
双子は気付くこともなく今だ夢の中。
「あ、もう##NAME1##と##NAME2##いるC〜」
同じクラスの慈朗は音を立てないように近付き、2人を見る。
そして「寝顔もかわE〜」と呟きながらいつものように2人の近くに寝転がった。
「ふぁ〜」
温かい日差しの中で大きく欠伸をする。
「温かいC〜あ…あの雲…チョココロネ、みたい……」
天気良い5時間目。
双子と芥川慈朗の3人が屋上で見るのは日常となっていた。
サボリ常習犯
(授業始めるぞー)
(先生―双子がいませーん)
(ジローの奴もいないです)
(あのおサボリ三人衆め…!!)