突発的
□俺と君が視る世界は
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8歳の大病以来、死者が視えるようになってしまった少女。
その能力のせいで死者を呼び寄せてしまい、友達をつくれない寂しい生活をし続けていた。
死者は幸福に死ぬ者より、不幸で寂しくて世界を呪う者の方が圧倒的に多い。
少女は何度も。
何度も何度も不幸な死者たちに巻き込まれ怪我を負いながら生きて行く。
そして、もう1人。
死者、動植物などいろいろな声を聞く能力をもつ幸村精市。
死者の悲しい叫びを聞いてしまう、動植物の命が奪われる悲鳴を聞いてしまう、つらい少年時代を送ってきた。
遠くから聞こえていた助けを求める声の主を探し、少女と出会う。
同じように死者の世界をのぞいてしまう2人は最初は仲間として
そして次第に大切な人として恋していく。
⇒一部抜粋