屑籠


思い付いた話や誕生日ネタや小ネタを(・д・)ノ⌒●ポイッ

何でも詰め込むのでバッチコイ☆な寛大な方のみどうぞ


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◆白石はぴば 

今日は蔵さんの誕生日。
と言うのは申し訳ないがたった今知った。

両親の仕事の都合上親戚である白石家に置かせてもらっていたが、さすがに誕生日までは把握していない。
でも土曜日だからといって9時過ぎに起きてきて、当日まで気付かなかったというのはさすがにないだろう自分。もう一つ言わせてもらえばパジャマ姿で2階から降りたらパーティーの用意に来ていた財前くんと鉢合わせした時は死にたくなった。


…まぁそこらは置いといて、私もお手伝いすることとなって飾り付けや料理を作っていた。日頃お世話になってるからね。

「そろそろ白石呼んで来てくれへんー?」
「あ、私行きます」
「助かるばい」

背が高い、千歳さん?に頭を撫でられ逃げるように蔵さんのいる2階に急ぐ。ノックをして返事を待つが帰ってこない。可笑しいな…部屋にいてと頼んだからいるはずだけど…まぁいいや入っちゃえ。


「蔵さーーーー」
バタン

ドアから覗き込んで言葉途中で閉めた。
閉めなければいけないと私は瞬時に思った。何故ならばそれは信じたくない光景だったからと言えよう。見続けるとは否が応でも現実を知ると言うことであの反応は決して間違っていないはず。

「………………」

いや、なに言ってるんだ自分。きっと見間違いだ。
だってあの頼りになる優しい蔵さんが全身鏡の前で半裸になってポーズをキメて恍惚とした表情で「んーっ エクスタシー」と呟いているなんて有り得ない。


「どうしたんや?」
「まだ呼んでなかったんすか?早くして下さいよ」
「ちょっと待って二人共!」

不思議そうにドアを開けようとする謙也さんと財前くんを阻止するが、呆気なく開かれる。ああ、蔵さん半裸なのにーー

「ん、どないしたんや皆」

…いたのはいつもの格好いい蔵さん。半裸ではなくすでに私服を着ていて、緩んでいた表情はキリリと引き締まっている。もちろんエクスタシー(絶頂)なんて呟いていない。
大丈夫だね、うん。さっきのは夢。必死に言い聞かせると三人が下に移動していたので私も急いで追いかける。

そして蔵さんは飾り付けされた部屋と用意された料理を見て嬉しそうに笑った。

「ワイも飾り付けたんやで!!」

「ありがとうな、皆…
んーっ エクスt「さぁケーキ切り分けましょうか!」



空耳空耳空耳です!!
 (私の王子様像を崩さないで)


*****
一目惚れした子とイメージクラッシャーな白石
誕生日ネタなのはこじつけなので可笑しくなりました。白石クラスタにスライディング土下座します。
すみませんでしたぁぁぁ!!(ズシャァァァッ)

2012/04/14(Sat) 22:51

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