二次番外・短編集

□待ってて
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「何寝てるのよ、移動教室よ!!」

うっせえな、分かってるよ……


「事件事件って忙しいんだろうけど、学校生活ぐらいちゃんとしなさい!!!!」
さっさと準備すれば良いんだろ?


「ほら……さっさといくわよ!!「コナン君!!!!」
「っ!!!!!!」
ガバッ

勢い良く、俺は立ち上がった。勢い良く椅子が下がり、大きな音をたてた。


「………ゆ、め………か………?」
俺はまた椅子に座った。


「コナン君、もう下校の時間だよ?」
「珍しいな、コナンが寝てるなんてよ。」
「推理小説でも読み更けてたんじゃないんですか?」
と、言うことは5時間目は寝過ごしたと言うことだ。
いや、昼休みからだから……1時間は寝ている。


「珍しいわね、明日槍でも降るんじゃないかしら。」
「うるせぇよ。」
確か今日はテスト期間で早く帰ってくるって行ってたな……


「んじゃ、帰るか。」
「え、ちょ、コナン君!?」
あんな夢を見たからか、女々しくなってるのかもしれないが、蘭が心配だった。
その時、新一の携帯が震えたのだが、俺は気がつかなかった。






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