破滅への結束
□case 8 爆弾男と空手女
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そんな空気を山本と負けず劣らずの天然、奈々が一言で吹き飛ばした。
「ツッ君〜〜ちょっとお使い行ってきてくれる〜?」
ボサッ
その瞬間コナンが寝転んだ。
「コ、コナン君?」
「俺の正体を知ってる奴しか居ないときは、新一で良いよ……
……何か……気が抜けた。かなり。」
「何だ……」
コナンの言葉に綱吉はホットため息を付いた。
「でも……お使いかー……」
「十代目!!俺が行きます!!」
獄寺が勢い良く立ち上がった。
「え……?でも」
「心配なら要りません!!やりとげて見せます!!」
獄寺は意味もなく燃えていた。
「はは……」
「(諦めたな。)」
綱吉の言動の解説を、どうも。コナン君。
「ではいってきます!!」
獄寺は勢い良くしたに降りていった。
「……熱いなぁ……」
コナンはそう呟いたのだった。