Amabile

□眼鏡
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それから次の日。

部屋の中は前と何も変わっておらず、人が入った形跡はどこにも無かった。


「夢だったのかな…」


…それにしても、綺麗な人だったな。

でかい水平帽みたいなのをかぶったあの人は声は男の人なのに顔が中性的で女の人にも見えた気がする。

月明かりがあったけど、暗かったからじっくりは見えなかった。

不思議な雰囲気をもった水平帽の彼……なんだか、また会えるような気がする。

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